5月3日、いよいよ苗床に籾を蒔(ま)きました。籾を温浴させ、発芽刺激を与えて10日になります。保存温度×日数が百数十度を超えたときが、蒔きどきです。
Sony NEX-5N
こちらは、堆肥の中に包んで置いておいた籾。室内保存より
10℃は高いので、発根がすすんでいました。
こちらが小屋に保管しておいた籾です。
7面の苗床に、1面はムサシモチ、あと3面づつアキニシキと
コシヒカリが蒔かれました。
発芽した苗は、外観から種名が判別できませんから、苗床どおし
決して混ざってはいけません。
こてを使い、籾が流されないよう、ほんのわずか土を塗ります。
鳥獣から苗を守るために、網掛けをしました。
5月3日の作業は、案外スムーズに進みました。
4月29日、17:00の空の様子です。電柱と電柱の間に、僅かに
色彩を感じませんか?左下から右上に「虹」が見えるのですが・・・
夕方の通り雨のあと、必死に虹を探したのです。
5月3日仕事始めの空。暈が出ていました。天気悪化の知らせです。
なまけ者の大工さんは、天気に敏感だと言うことわざがあります。
「棟梁、雨が降りそうですぜ」と、いう訳です。
この日の私たちは、みんな働き者でした。堆肥の切り返し作業に
取り組んだのです。切り返しは、堆肥の天地のひっくり返しです。
下の方の堆肥に、酸素と水を与えるのです。
インターネット技術に「匂い」を伝える技が無いのは幸いです。
このころ私たちの全身は、ウィスキーともバーボンとも似た
不思議な匂いです。落ち葉+鶏糞+油粕+稲わら=バーボン!
私はこのバーボンの匂いを、家にお土産で持ち帰りました。
我が家の玄関は、しばらくバーボン臭でした。
※ バーボン臭というのは、個人の感想です!
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