当麻喜明

蛾の顔を考察

2016年5月26日 | 当麻喜明 | Comment0

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月が小さく夜空が少し暗ければ、市街地での天体観察に挑戦します。曇って星空が望めなくても、街灯下の電柱や明かりのついた建物の壁には、面白い虫が集まっています。

Pentax K-1 + smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR


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トビイロリンガ。黄色が目立つ蛾ですが、とび色(トビイロ)と
は茶色味を帯びた赤色なので、模様の色から付いた名ですね。


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アミメケンモン。


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美しい網目模様は、うろこのような鱗片で描かれています。


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1cmに満たない童顔の蛾。


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クロマダラシロヒメハマキ。特徴てんこ盛りの名前です。
クロ・マダラ・シロ・ヒメ・ハマキ!


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オビカクバネヒゲナガキバガ。
オビ・カクバネ・ヒゲ・ナガ・キバ・蛾!

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蛾の顔の説明です。チョウの特徴的な口器は口吻(コウフン)と
呼ばれます。吸収管と言われることも、らせんストローですね。

キバのようにも、鼻みたいにも見える部分を下唇鬚(かしんしゅ)
と言います。感覚器の役目も持っています。


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クロフタオビツトガ。姿勢がいいですね。哺乳類のような顔です。


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ムラサキヒメクチバ。下唇鬚がユニーク、聖火ランナーみたい!


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黄色い炎・・・実は感覚器?


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カザリツマキリアツバ。


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肩にある毛束は、気流清流版みたい。


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マエモンコヤガは、少し地味な模様。


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顔も控えめ、大きな複眼が可愛い蛾です。
蛾のファンが増えたかな?減ったかな??

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