当麻喜明

キアシドクガのサイクル

2015年6月 2日 | 当麻喜明 | Comment0

01kiasidokuga.JPG 2015.5.24 inothi haittemasu!

㋄下旬、雑木林の葉の上でたくさんのチョウや蛾が、乱舞していることがあります。白かったら、キアシドクガで間違いないでしょう。


Pentax K-3 & Ricoh GRDⅣ


02kiasidokuga2.JPG

5月24日に。キアシドクガの蛹を見付けました。


03.JPG

29日、のぞき込んでみたら・・・


04.JPG

ちょうど、成虫に羽化したところを観察できました。


05.JPG

06aburamusi.JPG

観察中、目にした1mm程のアブラムシ。


07.JPG

09.JPG

羽化直後で動かなかったので、あらゆる方向から観察しました。


11.JPG

近くの別個体、これもキアシドクガでしょう。
よく似た仲間が多いですが、判別したのは足の色です。


12.JPG

13.JPG

29日には別のところで、ペアを見ています。


14obihitori.JPG

よく似た、オビヒトリ。黄色い足ではありません。


15.JPG

16.JPG

羽化を見たとき、近くではギンツバメの姿もありました。


17.JPG

さらに、キアゲハの仲間も蛹になる準備をしていました。


18.JPG

チャンスは2度あるんですね!
31日の早朝、ヒカゲチョウが羽化しているのをみました。


19hikagecyou.JPG

20.JPG

アゲハが羽化する過程を、一部始終を見たことがあります。
羽化直前の蛹を冷蔵保管し、観察の準備が整ったら、冷蔵庫
から出して、後半の過程を観察したんです。

セミの羽化やトンボの羽化は、随分と見てきました。
白い濡れた体が乾くのには、地球の重力が必要なこと、
そして外敵に無防備なので、気付かれず、誰にも誇らず、
美しく変身するのです。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ