当麻喜明

イリジウムフレアと蛾の観察

2015年1月 6日 | 当麻喜明 | Comment[4]

001.JPG 2015.1.4 nijimi gaitou

薄い雲に滲んだ-4等以上のフレアは綺麗です。ならばと、ソフトフィルターを使って、滲みフレア写真を写しました。1月3日の夜間観察とあわせてまとめてみました。


Pentax K-01 & K3


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実際には、4日の早朝には雲も発生し、ソフトフィルターで
つくった「滲み」とは、ミスマッチだったかも。


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イリジウムフレアは、なんとか雲の向うで起こったようです。


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同じ日の2個目のフレアは、夜明けの明るさと
やはり雲との戦いです。


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ベガの右下に確認できるものの、軍配は「雲」ですね!
フィルターは外して撮影しました。


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3日と4日の夕の月。月齢12(12.4)と13(13.4)なのですが、
旧暦9月の十三夜のイメージに近いのは、3日の方ですね。
3日の月は、「豆名月」「栗名月」の名に納得です。


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この日の夜、最初の発見はフユシャク♂、蝶や蛾にある
丸まったストロー状の口器はありません。


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シロオビフユシャクとウスモンフユシャク。


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ウスバフユシャクとイチモジフユナミシャク。


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クサカゲロウの仲間。自宅の雨戸にも泊まっていて、
その戸は数日前から、戸袋にしまい込んでいないんです。


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隠れていたウスタビガの抜け繭。葉が落ちての発見です。
そういえば、まだ友人からの質問に答えていないものが
ありました。

「去年はヤママユの繭が見つかりませんでした。たったのひとつも!」

彼は嵐山のゴルフ場のコース管理をされていて、コース内の自然に
とても関心を持っているのです。

Comments [4]

No.1

今年も、よろしくお願いします。

今季初めて丘陵に伺いました。
今季初ウスモン、同じようなシーンを撮影しました。
同じ個体だったのかな~って・・・。

冬の虫は動きがユックリなので、数日後でも同じ個体を
観察することがありますね!

http://mtana2.exblog.jp/21387049/

上のコラムをはじめ、mtana2さんの観察は、私より
ずっと「質」が濃いですね!
初春も過ぎれば、初トンボという感じに今年も季節を
自然から感じたいです。

No.3

今年もよろしくお願いします!
記事に書かれていたヤママユの繭(ウスタビガの繭も)、
私も1度も見ないまま年を越してしまったことに気づきました。数が減っているのだとしたらショックですね。

こちらこそ、よろしくお願いします!
マテバシイなどの樹果は一年ごとに実るのでしょうか・・・
そういった植物と生き物の出現がリンクするのでしょうか。
今年も小さな謎の解明に頑張りましょう!!

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