そろそろコミミズクもアップしなければいけないでしょう。しっかり観察できたのは2月5日、留まった姿を観察したのが12日です。ベストショットを求め過ぎて次の観察を待つと、永遠に未作になってしまうのでまとめてみたいと思います。
Nikon D300 + SIGMA 120-400mm
低い位置から辺りをうかがう偵察の目。
モグラ塚が微妙に動くのを観察しているのでしょう。
飛び立つ直前の仕草。静かな微速度撮影のような離陸でした。
模型飛行機のような、ゆうるりとした飛行。
パイロットのようにあたりを偵察しながら、ゆっくり旋回。
飛行の速さが遅いので、オートフォーカスでカメラを悩ませるより
撮影者の眼光と手動でピントを合わせた方が、成功の確率が上がるようです。
一見、カモメのような滑空飛行をすることもありました。
コミミズクには失礼ですが、切り落としたような頭部から尾羽までのラインは
まるで「泥付き大根」です。大根が飛べるのですから、相当立派です。
午後3時過ぎからの黄昏飛行。
時間をもてあましたような、いいかげんな飛び方に「猛禽類」のイメージは
重なりませんが、午後族、あるいは彼らの仕事は「5時から男」なのです。
モグラ塚の上から泥を両足で掴んで、地下にいるモグラさえ捕まえられる彼らの
勇敢な猟の姿を見る前に、私はもう一度見たいなあと思いながら家路につきました。
さて、このコラムアップの後「てんとう虫」さんのサイトを見たら・・・
美しいコミミズクの画像に唖然としました。たわしで泥をしっかり落とした
大根が飛んでいました。
コメントする