当麻喜明

そろそろコミミズク

2012年2月22日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2012.2.5 cyoto mae no komimi

そろそろコミミズクもアップしなければいけないでしょう。しっかり観察できたのは2月5日、留まった姿を観察したのが12日です。ベストショットを求め過ぎて次の観察を待つと、永遠に未作になってしまうのでまとめてみたいと思います。

Nikon D300 + SIGMA 120-400mm


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低い位置から辺りをうかがう偵察の目。
モグラ塚が微妙に動くのを観察しているのでしょう。


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飛び立つ直前の仕草。静かな微速度撮影のような離陸でした。


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模型飛行機のような、ゆうるりとした飛行。
パイロットのようにあたりを偵察しながら、ゆっくり旋回。


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飛行の速さが遅いので、オートフォーカスでカメラを悩ませるより
撮影者の眼光と手動でピントを合わせた方が、成功の確率が上がるようです。


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一見、カモメのような滑空飛行をすることもありました。
コミミズクには失礼ですが、切り落としたような頭部から尾羽までのラインは
まるで「泥付き大根」です。大根が飛べるのですから、相当立派です。


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午後3時過ぎからの黄昏飛行。
時間をもてあましたような、いいかげんな飛び方に「猛禽類」のイメージは
重なりませんが、午後族、あるいは彼らの仕事は「5時から男」なのです。

モグラ塚の上から泥を両足で掴んで、地下にいるモグラさえ捕まえられる彼らの
勇敢な猟の姿を見る前に、私はもう一度見たいなあと思いながら家路につきました。


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さて、このコラムアップの後「てんとう虫」さんのサイトを見たら・・・
美しいコミミズクの画像に唖然としました。たわしで泥をしっかり落とした
大根が飛んでいました。

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