大瀧雅寛

悠々とコミミズク

2012年2月 5日 | 大瀧雅寛 | Comment0

大瀧雅寛 2月5日の日曜日。穏やかとはいえ、2月の気温。主役登場、待ったかいがありました。

2月としては穏やかな散策日和の日曜日。当麻さんとコミミズクに会いに出かけました。観察地は私の家から車で40分ほどの荒川の河川敷です。

時間を無駄にしないように仕事を消化していく平日。それに比べると今日は何と対照的なことか。気まぐれなコミミズクが現れるのを、河川敷の草原で気持ちよい冬の空を眺めながら過ごすのですから。


大瀧雅寛

コミミズクはフクロウ目フクロウ科。越冬のためにこの時期に日本に飛来します。通りかかりの方から教えてもらった通り、コミミズクは3時ごろにあらわれました。

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見慣れない茶褐色のワシタカ類ほどの大きさ。この日多く見かけたタゲリよりも、随分と大きく見え、遠くからでもひと目でわかりました。

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コミミズクは夜行性ですが、お昼過ぎに活動し始めるそうです。獲物を探し始めます。

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水辺の草原や湿地に生息する小動物を探しています。それとも周りを大きく囲んだ、20人ほどのギャラリーを観察しているのでしょうか。

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悠々と広い草原をあっちに行ったり、こっちに行ったり。

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16時半、日が沈みかけると、私たちギャラリーは引っ込みますが、狩りはこれからが本番なのでしょう。

散策という無駄は、2012年の私の心のよりどころになる無駄になりそうです。

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