何ともユニークな髪型にどんな秘密があるのでしょうか?@埼玉県さいたま市
私たちの共通の友人である成沢さんから、タゲリを見つけやすいポイントを教えてもらいました。
さいたま市の秋ヶ瀬です。先に到着した当麻さんから「タゲリを見つけた!」と携帯電話がかかってきました。
空き地に舞い降りたタゲリを、はさみ討ちにしようとたくらんだのですが...
タゲリは、ユーラシア大陸で繁殖して、日本には冬鳥として渡来します。休耕田や河川敷のような場所の方がよく見つけることができます。
頭には寝ぐせのような長い黒い冠羽があります。体の上面は光沢のある緑色ですが、体の下面は白くなっています。
地面にいる虫が主食です。田を脚で蹴り、虫を見つけ出すことから、タゲリと名付けられたそうですが、遠距離からの観察でしたので、その仕草を確認でしませんでした。いつも、双眼鏡も持ち歩いているのですが、観察よりも撮影優先になってしまいます。
我々が近づくのと同じだけ、すたすたと歩いてしまいます。歩くというより早歩きという感じです。望遠レンズを抱えた我々よりも速く...
警戒心が強い野鳥です。飛んでいってしまいました。
翅の裏側は白とくろのツートンです。我々から離れるように隣りの空き地へ舞い降りました。
今日は4羽の集団でしたが、昨年の年末、成沢さんはもっと多くの集団を見かけたそうです。
流行りの水彩画風のアートフィルターをかけたような写真ですが、K-7のナチュラルで撮影したままの色です。
秋ヶ瀬からお隣りの富士見市に移動しました。広い休耕田の片隅にタゲリのいる場所があると、成沢さんに案内してもらいました。
我々3人でゆっくりと近づくと、1羽が日向ぼっこをしていました。広い休耕田のこの片隅にいる理由はと、成沢さんにたずねました。
ここは昨年、カブなどの野菜を捨てた場所、多くの虫が発生しているはず。その虫をみつけたのだろうということでした。
Comments [2]
No.1tomaさん
業務連絡です!!タゲリは地面にいるので望遠で大気のゆらぎをひろってしまいます。
シャープ感を出すのは難しい対象ですね。私のはピンボケだと思っていたのですが、
大瀧さんと似たイメージだったので安心しました。近距離で見下ろすようにして
角度を稼がないとダメなんですね。また観察に行きましょう。
No.2ootakiさん
なるほど、ゆらぎなのですか。秋ヶ瀬の画像はどれも水彩画風になっていたので、フィルターを入れてしまっていたかと思いました。確かに富士見市での最後の画像はくっきりと写っていますね。いつ来るかわからない野鳥を待つというのは、魚釣りと同じなのでしょうか。(私は魚釣りをしたことがないのですが...)
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