当麻喜明

夏羽のカンムリカイツブリ

2010年3月23日 | 当麻喜明 | Comment0

堰堤にも「夏草」:狭山湖@埼玉県所沢市

堰堤にも「夏草」が芽を伸ばしてきました。これが最後かとカンムリカイツブリの観察に行くのですが、まだ30羽ほどが健在でした。集団漁法から単独行動になったのか、まちまちに潜るのですが、北帰行にはたくさんの脂肪が必要でしょう。漁に失敗したら私の貯蔵脂肪を分けてあげたいです。

SCOPELIFE BORG 101ED + EDレデューサーF4 DG + PENTAX 1.7AF アダプター + PENTAX K7


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新しく組み立てたレンズです。BORGの短焦点化にはクローズアップレンズを利用し成果をあげている例が沢山あるのですが、天体撮影にも使用するので純正のF4レデューサーを友人のお店から購入しました。

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まずカンムリのまえに「前菜」です。
本日はコガモの飛行です。

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後ろ姿は「ミッキーマウス」のようです。水鳥が出すオイルで立てたわけでは無いでしょうが、水鳥(ヒトの?)学校に登校したら「別室指導」か洗髪でしょう。

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まあ、寝癖だと言い訳するかもしれませんね。

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風が強いときは特にリーゼントのように目立ちます。

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サギ類にも冠羽が目立つものが多いですが、もっと少なく長いものが多いです。この部分を称して「カンムリ」と言うのではなく、首筋の黄金色だと説明されたものが多いですが、潜水後のこのミッキーマウス・ヘアーがきらりと光るときも美しい冠のようです。

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潜る直前はいったん身体全体を水面からジャンプして出して頭から入ります。

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コチドリが10羽以上はいたでしょうか・・・今年(今シーズン)みた最大数です。

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デザートはミサゴです。いつもお腹は逆光になってしまいますが、今日は模様も捉えられました。この撮影システムはたいへん良好で特に「青ハロ」が少ないように感じます。水に濡れた白い鳥の首筋はカメラレンズでも色収差が出ることがあります。この撮影システムは本来望遠鏡なのですから隠れた「カメラレンズとしての性能」を生かすべく、また昼間連れ出したくなります。

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