当麻喜明

画像処理とウミネコ-曇天の狭山湖

2010年3月 5日 | 当麻喜明 | Comment0

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春になるとき現れる移動性の気圧のためか天候がすぐれません。曇天でしたが雨は止んだので狭山湖に出かけました。水が減り、出現した丘から飛び立ったアオサギです。カンムリカイツブリもそろそろ北紀行かと心配したら、ミサゴが飛来し木に止まりました・・・

TAMRON SP 300mm F2.8 + 2×Teleplus + LUMIX G1


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マニュアルの露出を補正中に、追いかけてきたカラスがミサゴをさらに追いやりました。抗戦を好まないミサゴは飛び去りました。私には露出超アンダーとオーバーの2枚の画像だけしか残りませんでした。天体画像に利用しているソフトを駆使して、なんとか証拠写真までにはと再現してみました。

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白いお腹と眼の後ろに伸びる黒線がミサゴの特徴です。

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双眼鏡を手にしていない、知識のある方が自転車でやって来て

「入江の奥にウミネコが入っています。ここでは珍しいです。」

と教えて下さいました。

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手前にいるのは「ホシハジロ」です。

これら上の2枚の画像も一種の処理をしています。簡単な処理で「切り取り」あるいは「トリミング」といいます。すぐれた野鳥観察者は裸眼で観察しているときも、「対象物」を頭の中で切り取って再現できるのです。もちろん視力も優れている前提があってのことですが・・・

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多分東京湾から遠足に来た、仲の良いウミネコです。

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前から気にしていましたが、カンムリカイツブリの集団の中に随分白い個体が数羽います。羽繕いで身体を傾けたときなど顕著です。

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この画像ではどの個体なのかわかりますか?

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カンムリカイツブリは雌雄同色ということで、他のカモ類と比べはっきりした雌雄の区別は難しいです。多分・・・上段が雌で下段がオスではないかと・・・

理由は「多分」です。
あまり信用できませんが。

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