当麻喜明

清流の宝石から公園のアイドルへ

2010年2月15日 | 当麻喜明 | Comment0

朝9時から観察に入りました。2羽の個体が時々現れ、すうっと別々の方向に居なくなり、また現れるをくり返していました。ダイブの回数は少なく、梢に止まったり鳴き交わす場面が多かったです。バンクーバー冬期オリンピックの「モーグル」決勝までに狭山湖を経由して自宅に戻る計画です。

TAMRON SP 300mmF2.8 & SP70-200 F2.8 + PENTAX K7 & K20


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かろうじて視野に残ったカワセミの姿です。

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通過飛行中のものです。カワセミを静止画像にするためにシャッタースピードは 1/4000 です。そのため背景も止まって飛行感が乏しい仕上がりです。なかなか難しいです。

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今日は水中に飛び込む場面は少なかったのですが、おかしな行動を見ました。多分飛んでいった先の川筋で捕まえた小魚なのでしょうが、梢でしばしの休憩の後はき出したのです。大きすぎたのでしょうか・・・
捕獲→くわえた獲物を数回枝に打ち付ける→飲み込む→お腹の獲物が動かなくなるまでじっとする→次の飛行をする・・・これが一般的ですが、はき出したものは白っぽい魚形状をしていました。

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今日の主役だった2羽です。これが一番接近していたときの状態です。左(くちばしの下が赤い)がメスで右がオスです。

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ここは公園なので時々ヒトも過ぎていきます。公園に来る方もカワセミのことは詳しく、まだ2回めの観察者の私に色々教えてくれます。ダイブのとき、遠くから

「撮れたかい!!!」

と大きな声を掛けてくれた方がいました。私はピースサインで応えたのですが・・・実はピンボケばかりでした。

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マガモも4羽泳いでいました。まだ氷っているところが多いので時々水面を小さく旋回していました。きっとこの行動でカワセミのエサになる水性動物が逃げて捕獲のダイブが減っていたのかも知れません。

池の氷は気温が上がれば融けると思っていましたが、水鳥の起こす「波紋」でも壊れ、融氷が早く進むようでした。小さな公園とその周辺の河川環境や生き物にも春の訪れを感じます。マガモも春を後押しして泳ぎ回っているようでした。

(狭山湖は水が少なくムー大陸のように丘が出現していました。貯水池なので人工管理されています。計画的なものなのでしょう。モーグルの上村愛子選手も4位入賞でした!!)

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