O氏の依頼があり口径12cm、焦点距離600mm、F5の天体望遠鏡を狭山湖に持ち出しました。このPENTAX機材の入手を誘ってくれたO氏からのリクエストとあって快く(?)応じました。SE120もAF可能な望遠鏡の種類に追加出来ることがわかりました。
SE120 FL600mm F5 アクロマート + PENTAX ×1.7 AF アダプター + K7
アオサギ、ハクセキレイ、タヒバリ、ハシブトカラス、カンムリカイツブリ、カモメ、トビ
このAFアダプターを作動させるために1点あるいは全ての接点をショートさせる必要があります。黒アルマイト塗装のカメラマウント表面を、ヤスリで磨くのが一般的ですが、昨年ピンホールレンズ作りで利用したアルミ缶の表面に、ヤスリを掛け同じくコーティングを剥がしたシートを挟み込んでみました。
この機材で撮したアオサギです。今日は二本足で登場です。
別画像を等倍で拡大するとパープルフリンジが、コントラストの強い部分に見られます。これはアクロマートの眼視用に作られた望遠鏡ですから、予想されたことです。この望遠鏡は月などを見ても短焦点なのに色収差が見難くありません。人の眼の感度に合わせ、設計されたレンズだからでしょう。
ハクセキレイ登場。玉石や砂利の中にいるとわかりにくいです。保護色が進化した動物は不思議です。いったい誰が(何が)進化の指示をして第三者の目からみてカモフラージュ出来るようになったのでしょう。
こちらはスズメのような配色のタヒバリです。落ち葉の中や地面にいると気がつかない模様です。
遠くのカンムリカイツブリの集団後方に姿がかわった鳥を見付けました。8倍の双眼鏡でも他種であることはわかりました。
頭部後ろに斑点があるように見えたので「カモメ」だと思います。
等倍切り出しです。
ハシブトカラスも撮してみました。狭山湖では堰堤で水浴びをしている姿をよく見かけます。また異様な行動をしたときなどは上空にタカ類がいることがあります。
トビです。これもオートフォーカスで撮しています。
これでO氏から請けたテスト依頼レポートを終わります。
(重いのが難点ですが安い-実売29,800円位-のは美点です。)
コメントする