当麻喜明

狭山湖での水鳥観察(6)-カンムリカイツブリの集団と夕日

2009年12月13日 | 当麻喜明 | Comment0

12月12日の夕景です。一日暖かく観察は楽でした。暗くなった水辺にやって来たセグロセキレイは哲学者の風格で水面を見ていました。エサを探していると言うよりは「今日もなんとかタカの餌食にならず過ごせました」と太陽に報告しているようでした。

LUMIX G1 + SCOPELIFE BORGE 76ED & G VARIO 14-45


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セグロセキレイは日本固有種で地球的にも限られた生息地でしか生活していません。感性(?)も東洋的かもしれません。

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明るい光に誘われたか、いつもより接近してきた集団です。200羽くらいは落ち着いて生活しているようです。

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必ず異端児がいるもので単独で行動する個体もいます。1羽、4羽、7羽の行動を見てきました。

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地上で陽が沈んでも、上空ではまだ赤い太陽が沈まず見えるのでしょう。飛行機雲が赤変して機体にも太陽光が反射しています。

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垂直尾翼のマークから航空会社がわかったら面白いでしょう。ワシやタカで識別が難しかったら「ワシタカSP」と記録します。カッコウ、ホトトギス、ツツドリも姿だけでは区別がつかず「杜鵑(とけん)SP」とします。写真で記録しておけば後で同定が可能です。

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賑やかな雲に彩られた夕暮れです。狭山湖は富士を入れた夕景写真のスポットらしく、昼間より多くのカメラマンがレンズの砲列でした。私はこの二日間で合計6時間くらい狭山湖にいたでしょうか・・・

15分で自宅からここへ出勤できる幸せを感じます。

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