当麻喜明

狭山湖での水鳥観察(2)-カンムリカイツブリの潜水

2009年10月25日 | 当麻喜明 | Comment[2]

カンムリカイツブリは4羽確認しました。
3月ごろ夏羽になるとオスは見事な冠状に装飾し、美しい水鳥になってシベリアに去ります。
今は飛来の長旅で栄養失調なので盛んに潜って採食します。


カイツブリほどは潜水時間は長くないようです。ときどき真面目な動物の仕草がユーモアたっぷりに見えることがあります。

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後追いダイビング

一羽が潜ったことに気づいて「じゃあ私も!!」
とダイビングしたのか、

「あれ??いない・・・」と、探しに行ったのでしょうか。

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連続ダイビング

二羽連続しての潜水です。空気をいっぱい吸い込んでからの行動でしょうから、よほど呼吸が合わないと難しい「技」です。

カンムリカイツブリは30年くらい前まで集団飛来地は関東でも限られていました。昔は空気銃でで鳥を撃つハンターは沢山いました。親戚の叔父さんも持っていましたし、私たち子供は猟師から空の薬莢をもらったり、拾ったりして遊んでいました。

狭山湖は以前からずっと禁猟区でした。
狩猟期間にはさらに水鳥が増え、禁猟期間になると少し(各地に戻るのでしょう)減りました。今はハンター(鉄砲撃ち)は各地にいないので、水鳥は小集団になって日本中に散らばったようです。

それでもここは冬の野鳥観察のメッカです。
大型の水鳥に上空のタカ、堤防斜面の草原の小鳥・・・
寒くなったら防寒具をたっぷり着込んで観察です。

ダウンジャケット・・・(ダウンって水鳥の羽毛でしたね!!)

Comments [2]

No.1

今日3羽の水鳥が上山口上空を旋回し
グランド横の川?に着水して首を長くして鳴いていました。
鳴いているためかかなり首が長くて茶色。湖に残っているカモも実は首が長いのでしょうか。
同じ鳥なのでしょうか?
堤防を降りて見に行ったら気を悪くして行ってしまいました。
実は昨冬に、白鳥が3羽いたことがあります。翌日にはもういませんでした。
休むために時々違う鳥がくるのでしょうね。

No.2

ずっとカンムリカイツブリを観察しています。先週は多摩湖の西武園側の堤防で観察しました。水鳥は気分転換(?)に狭山湖や多摩湖など往復しているかもしれません。カンムリは湖面で見かけることが多いですが、首は長く夏羽の今は茶色に見えます。ハクチョウは昨年の12月23日に2羽見ました。画像もあるので近日中にコラムを書いてみます。

このページの一番下の「ワタシカラノキョリに戻ります」から、いったん表紙に戻って左のカテゴリーの「野鳥観察」で狭山湖の記述を探してみてください。目撃の水鳥が見付かるかもしれません。コメントありがとうございました!!

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