当麻喜明

キブシ-森のシャンデリア

2014年4月27日 | 当麻喜明 | Comment0

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アカボシゴマダラの幼虫がいる丘陵の一画で、キブシの花を見ました。ここをよく知る二人の方から、他に心当たりがないというほど、丘陵ではレアな樹木のようです。アカボシゴマダラは・・・増えていますね!

Pentax K-5Ⅱs + SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited


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多くの幼虫は擬態名手です。若葉に化けるもの、枝に化けるもの、
鳥の糞に化けるものなど。アカボシの幼虫わかりますか?


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蛾の名の付け方で言えば、「ワカバノキツツキ」でしょうか。
アオゲラも日本の森によく似合います。


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学名も「アウォゲラ」と発音したと思います。


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この時期、樹木にも花が咲きます。種子を付ける植物には
必ず花が咲きます。


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キブシ!!


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この花を探している方もいたので、私も大瀧さんと観察しました。
不思議な魅力の花で、いつまでも撮影を続けました。


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来年は咲き始めから観察できるでしょう。
春になるのが楽しみになるでしょうね!


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キブシ、キブシ、キブシ・・・


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花は蛾と違うデザインで、目立たなければ受粉に不利です。
この花の「つり下がる」デザインは、森を抜ける風が似合います。
(ワンクリックで拡大します。)


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ハスオビエダシャク。木々の中で観るのは初めてです。いつも壁に
とまっている姿を見ていたので、斜に帯を掛ける(ハスオビ)が
多分、葉の葉脈の様だというのは新鮮な発見でした。


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キブシの鑑賞と蛾の観察・・・一見つながらないようですが
私には、とても似合う行動です。

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