当麻喜明

お花畑のビロードツリアブ

2011年4月14日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.4.2 春花のセンボンヤリ

白いタンポポと間違えそうな、春のセンボンヤリが咲いていました。秋の花は閉じたままの自家受粉ですが、春のものは気持ちよさそうに咲いています。ハナダイコンにもビロードツリアブがやって来ました。

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.


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つぼみはこんな感じです。


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側には、カントウタンポポ。
春の花は黄色が多いのでしょうか、白でしょうか・・・


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チャミノガでしょうか。
実の蛾は、幼虫を見なくても、建材で種類が判るものもあります。
このミノガは、ログハウスのようなつくりに住んでいました。


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ツマグロオオヨコバイも春先には新鮮です。
通称「バナナ虫」、背の黒点はシュガースポットのようです。


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さて、今にも飛行に移りそうなビロードツリアブ。


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飛んでいく先にはハナダイコン(ムラサキハナナ)のお花畑。


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やっと吸蜜中の個体を撮せました。
これはカワセミで言えば、ダイビングして水面につく直前写真です。
600mm F2.8 ロクニッパでは、ものに出来ないショットです。


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ハナダイコンの十字形は、着陸地を示すサインのようです。


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長い口ですが、それでも蜜のスポットは深そうです。


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ビロードツリアブが去った後にも、甲虫が。


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増えてきた昆虫に、去っていく昆虫。


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網を張って、命を捉える命。


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命の開花を待つ、水面の卵。
たくさんのカエルの卵・・・

すべての卵がカエルになったら、この丘陵は両生類の街になる。
しかし一つの卵のうをつくったものが、雌雄2匹のカエルだとして
数え直すと・・・

生きていくことは、それだけで厳しい。
ビロードツリアブも成虫でいられるのは、春の僅かな期間のみだ。

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