当麻喜明

それぞれの旅支度-ハジロカイツブリの夏羽

2011年4月 3日 | 当麻喜明 | Comment0

201.JPG 2011.3.30 sayamako no tanuki

画像は今日の主役ではありません。ここをよく観察されている方のお話しだと、タヌキはもっと奥にいることはあっても、こんなに堂々と干潟を横切ることは無いそうです。北に帰る友人にお別れしていたのでしょうか・・・


BORG 101ED + F4EDレデューサーDG + Lumix G2


202.JPG

203.JPG


タイトル画像とは違う、もう一頭のタヌキ。
こちらの方がやせているようです。


204.JPG


公園の芝生にキタテハ。


205.JPG


カイツブリの夏羽。
留鳥なので、こんな姿はこれからも見かけるだろう。


206.JPG

207.JPG


ハジロカイツブリの夏羽を見ることは少ない。
3月末にフィールドスコープで見たときは、地味なのにハッとするほど
光り輝く金栗色の飾羽、赤い目が不思議なコントラストでした。


208.JPG


基本的なデザインはカンムリカイツブリに似ています。


209.JPG


単独の1羽と4羽の集団が泳いでいるのですが、
なかなか近くには来てくれません。

冬場日本にも広く分布し、東北の海岸部にも多く飛来していたはずです。
この姿が樺太やカムチャッカへ旅立つ衣装です。


210.jpg

211.JPG


こちらはカンムリカイツブリ。
4月初旬で狭山湖にはまだ70羽以上の集団と、単独行動を
とっているものが数個体残っていいます。

こちらは集団飛来地としての狭山湖では、多くいるので普通種というところです。
狭山湖では案外「カイツブリ」が珍しい種といってもいいのかもしれません。

さて、狭山湖から富士山の見える日が減ってきました。
空気が冬から春に替わったのです。

50m先の湖上の水鳥もぼーっと霞みます。
私も重点観察地を丘陵の谷戸に移すべく旅支度です。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ