山桜が咲いた西久保湿地は、あいにくの曇り空
国道16号を頻繁に行き来していますが、狭山丘陵の緑の中には、淡いピンク色が彩るようになりました。
こんなに綺麗な風景が毎年4月に訪れていたとは、今まで気づきませんでした。ブログを始めたおかげです。
今にも雨が降りそうな空模様ですが、朝、仕事の前に西久保湿地に寄りました。
4月の西久保湿地には、野草だけでなく昆虫なども出てきました。
田んぼの脇の木の枝に、かわいい鳥を見つけました。ホオジロです。
鳴き声は忘れてしまいましたが、手持ちの図鑑を調べたところ、「一筆啓上仕候」というように聞こえるそうです。次回、確かめてみましょう。
てんとう虫を今年初めて見つけました。七つのホシは大きめでした。
ブルーの背中がきれいな甲虫を見つけました。よく見ると、ずいぶんと大きなお腹です。コガタルリハムシのメスです。
大きなオレンジ色のお腹の中には、たくさんの卵がつまっているそうです。
オスと出会うと、葉の裏に産卵します。
ホトケノザです。葉の形が仏さまの座る蓮座に似ているところから付いた名前なのですが、私には花の形が、ピンク色のロバに見えます。
葉の形をよく見ると、我が家の庭先に雑草のように生えていますが、こんなに面白い花が咲くとは知りませんでした。
水のない田んぼの中のレンゲソウです。ゲンゲというのが正式な名前だそうです。
草肥にするために、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔くそうですが、ここのレンゲソウは自然に出てきたように思います。
大きな面白い鳴き声の鳥が数羽、近くの枝に留まりました。目のまわりを白くお化粧したような、ガビチョウです。
私がいるのがじゃまなのでしょう。迷惑そうな鳴き声が携帯電話の着信音のようです。
本物の着信音を聞く前に、そろそろ西久保湿地を離れることにしましょうか。
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