当麻喜明

多聞院「寅まつり」2018年

2018年5月 2日 | 当麻喜明 | Comment0

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武田信玄の守り本尊「毘沙門天」にちなみ、多聞院では化身の寅を祀る「寅まつり」が開かれます。この日にちは、毎年5月1日と決められていますからボタンの頃で、ボタン祭と言ってもいいくらいです。

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このボタンは4月27日に撮影しました。お札のお願いに行った時の
画像です。


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クマガイソウは花期が終わり、


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ハンカチノキも、白く大きなつぼみを包む苞葉(ほうよう)を
落としていました。


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今年の「寅まつり」は総じて花に関しては、2週間くらいは
遅かったかもしれません。


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本堂に車いすであがるスロープ。


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身代わりの寅に願いを込めて・・・


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お正月で一掃されていた寅も、すでにこんなに並んでいました。


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この日、毘沙門堂では住職が護摩を焚いて読経をしています。


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偶然顔を出された住職が、毘沙門堂内に案内して下さいました。
護摩がたてた煙の向こうに、院に三枚ある「寅の図」の一枚を
見せていただきました。残り2枚は本堂にあり、帰り際に見る
ことが出来ました。

住職とは落語「ねずみ」のお話をしました。江戸時代の木工士が
彫ったねずみが、あまりに精巧で動き出し・・・たのですが、
寅の彫り物をみて、ピタリと動かなくなったというお話です。
さて・・・

桂歌丸さんの「ねずみ」が、YouTubeで公開されていました。
NHK「日本の話芸」 瀧川鯉昇 落語「ねずみ」も好演でした。


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一斉に開花とはいきませんが、多聞院はボタン寺と言われるくらい
種類も数も豊富です。


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今年の「寅まつり」を報告しました。今年だけの特徴か、あらゆる
花々が開花が早く、花期は短かい印象です。

狭山茶の新茶も、すでに出始めたようなんです。


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