当麻喜明

堀田さんの水彩画遺作展(3)-会場周辺散歩

2010年4月10日 | 当麻喜明 | Comment0

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長屋門をくぐった中庭と建物を外から見たところを紹介します。4月3日、4日に撮影したもので、桜の季節に日本の建築物がさらに美しく引き立つことを感じました。堀田さんの遺作展の解説文の横には、この長屋門が描かれたスケッチが掛けられていました。

DA 1:4 16-45mm ED-AL + PENTAX K20D & CONTAX SL300R T*


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広い庭に穏やかな空気が流れ友人家族たちと記念写真を撮りました。ひょっとして能面材料かもしれない木の椅子もさりげなく置かれています。

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美術館入り口(旧玄関)の前に巨木が・・・
映画「となりのトトロ」の中の「サツキとメイの家」のようでもあります。

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長屋門を南の角から眺めました。

この建物周辺に電柱は必要ないと感じました。駅周辺は積極的に電線等を地下に埋設する都市計画が進められています。堀田さんも「舗道に電柱がなくなると建物は綺麗に見える。」と強く話していました。

正面から見たときより、特に斜めから見たときに感じます。電柱は重なって高いコンクリートの壁のようにつながって見えてしまうのです。

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歩きながら角度をかえて撮した建物です。

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「サツキとメイの家」というのも案外自然な発想だと感じませんか?

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長屋門と納屋の間に桜が見えました。

計算されたような大きな桜の位置に感心して足を止めました・・・
つけっぱなしのTVではNHK「美の壺」-日本旅館-をやっています。日本旅館には、客を感心させたり楽しませる沢山の「仕掛け」があるのだそうです。ここの桜にも建築物に見られる計算された「仕掛け」を発見したしたような気分です。

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