当麻喜明

武甲山登山 2/3ー理科編

2015年5月21日 | 当麻喜明 | Comment0

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武甲山登山(5/17)中の行程で、理科的な話題を探してみました。植物、生物、そしてバイオテクノロジー(生物工学)です。


Ricoh GRDⅣ


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下山の時、渓流横の大きな石の上に咲いていました。
高さ5cmほど。ミヤママンネングサに似ていました。


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登山中、ずっと気になっていたシダ植物。イノモトソウの仲間?


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国道299沿いのコンビニの壁、羽化したばかりのモンカゲロウ。


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ウスキクロテンヒメシャク、シャチホコの仲間、
クロクモエダシャク。すべて、カゲロウの羽化したコンビニの
壁で見つけました。


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アツバの仲間だと思うけれど、現在不明種。


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登山の前、秩父札所第十二番の野坂寺に寄りました。
朝8時40分、睡蓮(スイレン)の葉に、自らの蒸散作用か大気中の
朝露を集めたのか、水滴が載っていました。


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畑のサトイモの葉とか、よくある光景です。


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水をはじく効果を、撥水作用と言います。睡蓮の葉はこの効果も
高く、「蓮は泥より出でて泥に染まらず」といわれます。
撥水効果が高いことは、汚れにくいことでもあります。

生物工学者は蓮の表面に、微細な穴や突起物を見付けています。
この仕組みをロータス(蓮)効果といいます。


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前から関心を持っていた現象を、偶然観察できました。


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生川登山口近くで見つけた、イチモンジカメノコハムシ。


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本コラム始めのミヤママンネングサを写した石に、ヤゴの殻が
のっていました。近くを飛ぶトンボはいませんでしたが。


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エダシャクの仲間。


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ユウマダラエダシャク。


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下山途中、浦川で見付けたクルマのナンバーにレディー・蛾蛾。
サラサエダシャク。この蛾は、翅を開くことは少ないそうです。
何か見つけると撮影観察、この繰り返しで登山したので、観察の
たびに同行者から遅れてしまいました。でも、標準登山時間で
無事戻ってこられましたよ。


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