22日と24日に、埼玉県北本自然観察公園に行ってみました。高尾の池にはアカマクミドリムシというプランクトンが発生し赤茶色の層をなしていました。池の水位は低くアオサギが足を半分沈めて獲物を狙っていました。ここと近くの三つ叉ビオトープの観察報告です。
LUMIX G2 + Nikon ED400mm F3.5 & Sony DSC-H10
アオサギがいたおかげで、意外に浅い池の様子がわかりました。
Nikon ED 400mm F3.5 で撮影しました。マニュアルフォーカスですが
金属と適切な内部グリースのおかげで、スムーズなピント合わせができました。
ゴイサギも朝食を探していました。松が丘遊水池ではホシゴイという、同種の幼鳥が
浮島にいるのですが、しばらく観察に行っていません。
チョウトンボは八つ橋のところに一頭確認できました。チョウトンボは今のところ大瀧さん
の方がショット数が多く、ここで紹介できるのはこの一枚のみです。
ほとんど似ているアカトンボ属の中でも、この二種は別格です。
私は胸の測縫線(そくほうせん)で区別しています。
上)アキアカネ なだらかに細くなって消えている。
下)ナツアカネ 太いままで、すぱっと切れている。
ノシメトンボです。測縫線は切れずに上に伸びていきます。
場所が変わると新鮮に見える、シオカラトンボです。
ウチワヤンマが、ぼっくいにつかまり辺りをうかがっていました。腹部後端の独特のデザインで、
すぐそれとわかるトンボです。
力のモーメントから察するに方向転換が上手な「ハズの」トンボです。
重いランドセルを前に背負うと、ぐるぐる回るとき、なかなか曲がれません。
レースカーでいえば「アンダーステアー」です。
反対に後ろに背負うと、想像以上に曲がり過ぎてしまいます。
「オーバーステアー」です。
運動(航空)力学的にどんな効果があって、あのように進化したのか興味が湧きました。
遠距離だったので三脚に固定した400mmで撮影しました。
G2と組み合わせて800mmF3.5です。
コシアキトンボはどこでも今が発生のピークで、よく飛行個体を見付けます。
とまった葉でバランスを崩したので、ほどよく上面が撮せました。
今回「鳥」は古いNikonで撮しましたが、描写に欠点の少ないデジタルとの
相性も良いレンズだと思います。
冬のカンムリカイツブリを望遠鏡と比較撮影してみたいです。
Comments [2]
No.1た~こさん
あおさぎって、大きいですよね?
私、見たことがあります。小手指小の屋上によくとまってました。
tomaさんから た~こさんへの返信
た~こさん、ごめんなさい!コメントに今気が付きました。
アオサギはサギの中でも一番大きいクラスです。学校の屋上は、あまり人が入らないので、鳥の休憩場所でもあるんですね!
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