当麻喜明

戸隠の空と星

2013年5月 6日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2013.5.4 ogawamura no tenmondai

長野県小川村の天文台、右の三角屋根の建物はプラネタリウムです。戸隠から鬼無里、小川村と抜けていく途中にはアルプスを望める良いポイントが数カ所あります。そのどこからでも山や空を眺めたら心が「すうっと」洗われます。5月3-4日の報告です。

Pentax K-01 & K-5 ,Olympus OM-D E-M5 & Ricoh GRDⅣ


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アルプスにこんなに雪が多いのもうなずけます。長野市では桜が開花するも
戸隠では場所(種類)によってはまだ三分咲き位だったからです。


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五竜岳の武田菱。雪が岩渓をすべって作った武田の家紋。


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戸隠でも数日前にヒョウが降ったそうです。


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高妻山の雪も多い。


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この場所には夏になると、白い蕎麦の花が咲く。


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私の好きな場所、空を主役に少しアンダーで撮してみました。


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日にちがかわった4日早朝、宿泊地の近くで南の空を撮しました。
久しぶりに天の川を見ました。(クリックで拡大)


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長野市の光害もない北天の星々は、力強く輝きます。これが戸隠の星空です。
月があるのに、星だらけでした。所沢で「今日は良く見えるなあ・・・」とは
一桁も二桁も違います。星が鋭くシャープなので、拡散型のフィルターで
滲ませれば良かったです。

さらに偶然、イリジウム以外のフレアを起こした衛星がありました。
これは温暖化の環境を測定している「エンウ゛ィサット衛星」のようです。
普段は、6等星くらいで見えるのですが形状が複雑でフレアを
起こしたのでしょう。

本当は夜はこんなに暗いものなのです。
星の見えない空がどんなに寂しいものなのかを痛烈に感じました。
(クリックで拡大)


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換算35mmで撮した画像からパンスターズ彗星のあたりを切り出しました。
戸隠ならまだまだ彗星が楽しめます!


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昼間見た「彩雲」です。空の澄んだところなら、大気光学現象も邪魔をされず、
観察の回数も増えるでしょう。空を見上げる回数は負けないのだけれど・・・


Comments [2]

No.1

息をのむ美しさですね。
空が暗いとはとても思えないような星の輝きにびっくりです。

地上に緑を残すことも大切な自然保護ですが、夜空に星を取り戻す
ことも必要だなあと思います。昼間威張っていて、傲慢な人でも、
「満天の星」を見たら、自分のちっぽけさと未熟さを感じ、生き方を変えようと思わせるくらいの星空でした。

空が暗い・・・ご指摘の通りです!訂正します。
「星で空が明るい」まさにそんな感じの星空でした。

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