当麻喜明

岩手旅行記2010その4-カンタンと複眼のチャームなハエ

2010年10月 4日 | 当麻喜明 | Comment0

日本一深い温泉@藤三旅館

今回の岩手旅行、はじめの2泊お世話になった「鉛温泉」藤三旅館のパンフレット。深い湯船がわかるでしょうか。見下ろすような入口から地下に降りるように沈み込み、湯船には立ったまま入ります。温泉水からの浮力の関係で、立ったままでもリラックスできる日本一深い温泉です。

Nikon D5000 + TAMRON 60mm F/2 MACRO & RICOH GRD


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旅館正面の写真と夕食の一部です。たくさんの料理との組み合わせから
ヘルシーなキノコ御膳を選びました。


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旅館の駐車場回りでは夕方明るい時間から「カンタン」が鳴いていました。
以前 Hirokouさんからカンタンの鳴く場所のことをお聞きしてから
自力でも発見出来るようになりました。

クズなどの葉に自分が首を出せる穴を開け、反対側の葉面を
反響板のように利用して鳴くのです。

葉の反響を利用しないと、他の虫より低い周波数(振動数)のカンタンの音を飛ばし
メスに「どこに自分がいるのか」教えられないのかも知れません。

低い音は指向性が弱いからです。


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どっこいしょと、出てきたカンタン。きっと重なった葉の奥にメスがいるのかも知れません。


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夜が進んで雨になり、2度目のカンタン観察は出来なくなりました。


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翌日面白いアブのような虫を見付けました。

複眼の筋模様が綺麗でチャーミングです。

後で名前を何度調べても「キンバエ」となり、
他の名前を付けてあげたいなと思いました。
ツマグロキンバエらしいです。


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胡四王山のイーハトーブセンターの木には羽根休めのオニヤンマが・・・


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イギリス海岸でバックするとき、カーナビのモニター左上に不思議な虫影。
車を止めて見にいったら・・・


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カメラを抱くようにくっついていたのはチラカゲロウのようでした。


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せっかくなので背景(環境)も撮し込んだヤマトシジミ。

狭山丘陵の虫たちは元気だろうか、ふと、ホームグラウンドシックになりました。


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