当麻喜明

レディー・蛾蛾の前横後

2011年10月30日 | 当麻喜明 | Comment[4]

101.JPG 2011.10.20 utukusii aa utukusii utukusii

フェンスにかかったガガイモの葉に、「蝶」より美しい見かけない蛾がきていました。黒と白のみであんな美しい図案が描けるだろうか。色情報の多い昼間ではなく、夜の自然にはたった2色あれば充分なのです。蛾には意外なほどシンプルな色彩が多いです。

Pentax Q & Ricoh GRDⅢ


102.JPG

艶のある白に、ストロボ光が「紫」を追加してくれました。
ヒトがいなかった時代には、何がこんな色を引き出してくれたのだろう。

(11/3追記-ATSさんのご教授です。ヨツボシノメイガ)


103.JPG

近くには4筋ラインのシンプルな蛾が。

(11/3追記-オオアカキリバ・・・なるほど)

105マエキノメイガ.JPG

マエアカ・・・というレディー・蛾蛾がいますが、こちらは黄色。
マエキノメイガだと思います。


106サビキコリ.JPG

8月でもないのにサビキコリ。
彼の11月はどんな計画なのだろう・・・


107ネコハグモ.JPG

同種でも、クモの色変化や身体つきの変異はとても大きい。
ネコハグモが一番近そうです。


108ジグモ.JPG

109.JPG

こちらはジグモでしょう。小豆色のクモ。


110ネコハグモ.JPG

111ウスキシロオオメイガ.JPG

112フトメイガ.JPG

この三種は街灯の下の車にとまっていました。
(ネコ)ハグモ、ウスキシロオオメイガ、フトメイガ・・・かな?

(11/3追記-中 スカシコケガ、下 ソトウスグロアツバ・・・納得!)


ツルツルしたワックスのかかる金属表面にも、ザイル無しでとまれますし、
音もなくジャンプできます。マジックテープの欠点は音の出ることだと
思います。生物工学の研究者は何かヒントを見つけられるかな。


113オオウンモンクチバ.JPG

114.JPG

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オオウンモンクチバの上横前。


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119.JPG

ナカグロクチバの後横前。


120ヒロオビウスグロアツバa.JPG

121ヒロオビウスグロアツバ.JPG

122.JPG

ヒロオビウスグロアツバの上後、そしてさらに後ろ。

(11/3追記-ソトウスグロアツバ、蛾を同定するのは難しいです。
ATSさん本当に感謝いたします。)


先日いつもの谷戸に行ったら、たくさんの1cmくらいの蛾が
足下から飛び出してはとまります。多くはシロオビノメイガでしたが、
だいたい葉の裏に入り込みます。

ホワイトカーペット上のレディー・蛾蛾たちは、おっとりと
優雅に、落ち着いて私のカメラに向かってくれます。

Comments [4]

No.1

昨日までは暖かかったのに、今日は肌寒い日になりました。
よりにもよってこんな日にクロアゲハが羽化しました。
飼育箱が置いてある車庫は寒いはずなのに・・・。
羽化したばっかりの羽がよれよれの状態で発見したのは
夕方でした。急いで飼育箱を玄関に入れました。
夜になりようやく羽がしっかりしました。
明日外に放してやります。明日天気になぁ~れ。

元気なネコ君たちを飼育箱に入れて、アゲハを室内に放したら良いかもしれません。こちらは小雨がぱらぱらときましたから、明日は東北はそんな天気かも知れません。ただアゲハが越冬できるかはかなり厳しいかも知れません。カメムシが多い年は雪が多いのでしたね。

車のタイヤを、そろそろスタッドレスに替えようかと考えています。

No.3

こんばんは。

少し前にも投稿したのですが、管理者の承認待ちとかのメッセージが出てそのままのようですので簡単に蛾の名前だけ書きますね。

「蝶」より美しい見かけない蛾 → ヨツボシノメイガ
4筋ラインのシンプルな蛾 → オオアカキリバ
ウスキシロオオメイガ → スカシコケガ
フトメイガ → ソトウスグロアツバ
ヒロオビウスグロアツバ → ソトウスグロアツバ

ソトウスグロアツバは黒っぽい個体も結構見かけます。
一番下はヒロオビウスグロとの見分けが難しいですが、ソトウスグロだと思います。

重ねてありがとうございます。謎が解決し、訂正も頂き感謝です。「管理者承認」の件は、早速大瀧さんに聞いてみます。このHPのデザイナーでもあるんです。毎年200人ほどの「ヒト」の名前と性格を覚える仕事をしていますが、あと数年で違った生活に入る予定です。毎年、200種の昆虫やクモ、植物を覚えていっても追いつかないかも知れませんが、じっくりATSさんの足下にたどり着きたいと思います。ありがとうございました。(訂正は後日いたします。)

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