17日の観察の目的はひとつ・・・春の確認です!ゆく季節とやって来る季節。田んぼにアカガエルの仲間が産卵した情報をいただき、「春」の確認が出来そうでした。
Pentax K-3 & Olympus OM-D E-M1
私のフィールドのランドマークに居候(いそうろう)を見付け
ました!
ロウバイのように甘い香りがしたら、もっと目にとまるかも。
マンサクの黄色がキラキラ輝く丘陵の入り口。
カシワキボシキリガとトサカハマキ。地味ながら煌(きら)
めく命。
水の豊富な谷戸。もう普通にアカガエルの卵塊が見つかります。
きれいな水に、まだ土に汚れていない卵。
生き物が作った球体。
ここに似ているものがあります。昨年11月末に見付けられた、
スギ花粉です。
カエルの卵に似ています!スギ花粉粒から飛び出した、花粉細胞。
ここから花粉管が伸びるので、それが私の鼻の奥で起きないことを
願いたいですね。でもこの発生の仕組みには感心しています。
さてこの球体は何でしょう?
今まで、このコラムで扱ったことのある「流星塵」です。
昨年未報告の資料にこんな美しい集合体もありました。
生き物が作る球体と、一種の物理(化学)反応が作る球体とは
随分顔つきが違います。
さて、カエルの湿原には新しいモグラ塚が沢山出来ていました。
山の頂が崩れていませんでしたから、猛禽類の犠牲にはなって
いないみたいです。てんとう虫さんの歳時記よりリンクを
いただきました。ありがとう!
虫仲間の方の報告に、カエルの災難の話がありました。足跡から
アライグマの仕業のようです。画像は昨年の12月13日に記録した
アライグマの足の様子。カエルには危険がいっぱいです。親ガエル
にも、これから発生する次世代のオタマジャクシにもです。
毎年繰り返し還ってくる春の出来事です。
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