そもそもこの時期の岩手行きは、宮沢賢治のお墓参りなのです。多分・・・36年くらい続けている個人的行事です。タイトルの画像は賢治がここで近隣の農民に化学や芸術を教えていた「羅須地人協会」の教室です。
Ricoh GRDⅣ
そこは、もと下根子の「雨ニモ負ケズ」詩碑のところにあった宮沢家の
別宅です。その後移築され、花巻農業高校まで同じ場所に移転してきました。
居間と、その前の廊下。12時少し過ぎた秋の日差し。
窓にはエダシャクの仲間らしき、メリハリのある蛾が。
賢治とかつての花農生が、好んで散策した北上川の岸辺。
ナツアカネのオベリスク姿勢。
こちらはアキアカネのようです。この姿勢に感激しました!
イギリス海岸と名付けられた岸辺は、多分特別な日にこんな装飾がされる。
午後1時30分、墓前では法事が始まっていました。
台温泉にチェックインさせて、賢治祭会場に向かう途中の西空。
(この光芒の画像は以前にも報告しました。)
車を駐めて、歩いた道の彼処で聞こえるカンタンの音(ね)。
幸運にも元気な個体を見付けることが出来ました。
ガードレールに絡(から)みつくマント植物の横を歩くと、
途切れることなくカンタンの音が聞こえる。
(道路補修の度に何度も刈られるだろうに・・・)
黄金色の海の向こうに、賢治が暮らしていた家のあった丘が見える。
詩碑に続く途中の田には、野の賢治のような案山子が立っていた・・・
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