当麻喜明

冬模様の谷戸へ

2011年12月30日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2011.12.25 kuzu wo hakuhito

最近の空や足下の生き物を伝えよう。生き物の観察は春から夏が「面白い」というのは事実でしょう。しかし、今年の冬は多彩な生き物の活動に感心しきりです。生き物のサイクルは、たとえ冬といえども「途切れない・・・」というのは知っているのに、実際に観察してみると、これが実に面白いのです。やはり本物の自然は教科書より面白いです。

Pentax Q + CANON TV LENS PHF 3.5mm 1:1.6 etc


002.JPG

003.jpg

25日の朝、空は多彩でした。
大気光学現象の常連「暈」が現れていました。


004.JPG

26日の朝の職場。
右の壁に何かがいるのがわかるでしょうか・・・

005イチモジフユナミシャク.JPG

イチモジフユナミシャクが姿勢良くとまっていました。
あれほど乱舞していたクロスジフユエダシャクが、めっきり姿を消して
イチモジフユナミシャクを多く見るようになりました。
今年は X'mas がターニングポイントだったようです。


006.JPG

007.JPG

巻雲や層積雲でしょうか・・・
雲の同定も場数を踏む必要がありますね!


007bツヤアオカメムシ.JPG

007cヒゲナガカメムシ.JPG

008アオモンツノカメムシ.JPG

ツヤアオカメムシ、7mm ほどのヒゲナガカメムシ、アオモンツノカメムシ。


009.JPG

元気なエサキモンキツノカメムシ。そして・・・
次の画像から、どんなドラマがあったのか想像できるでしょうか。

010.JPG

私の想像では、まずカメムシはここにいたクモにやられてしまいました。
糸が架かっていますね。

そして何か次の事件が起こり、当のクモもやられてしまったのでしょう。
残ったクモの卵のうを守っているような、エサキモンキツノカメムシ。
背中のハートが泣かせる、もの悲しい風景・・・


011.JPG

012.JPG

013.JPG

014.JPG

冬枯れた谷戸。
散歩する人は多くなく、見かけるのは自然観察をする熱心な愛好家。
私も??


015.JPG

初めの雲に比べると、なにか寒々とした風景。
天に昇るカメムシか蜘蛛のかっこうだ。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ