狭山湖岸の紅葉。春先の笑っているような若葉の頃も美しいですが・・・秋から初冬は、知的な落ち着いた表情です。富士が良く見えるときは、撮影対象もそちらが主役となりますが、このところの週末は、くっきり富士が見えることが少ないので、よけい引き立つ湖岸の紅葉です。
SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM + Nikon D200 & RICOH GRDⅢ
燃えた紅葉の雑木林がこぼれて落ちたような、湖面の彩り。
チューブから出た絵の具の、水面で滲んだ彩り。
手の届くところにある枝の先の紅葉。
ずいぶん葉を落とした枝もあります。
そこから覗ける空の青さ。
高度差を保ち西に飛行する航空機。
上は大韓航空、下は日本航空。
上空の冷たい空気に冷やされた、大韓航空機のジェットエンジンから
排出された燃焼の水蒸気は、まもなく氷晶となり、飛行機雲をつくる。
低い高度で追いかける、日本航空機の燃焼ガスは大気に溶け込む。
全日本空輸(ANA)のスーパージャンボからも飛行機雲。
低い高度の大韓航空機。
この方向なら富士山が収まるのですが、こんな風景の
雲の拡がる週末が多いです。
しかし「光のパイプオルガン」あるいは「天使の階段」のような光芒が・・・
スポットライトのような強い光芒。
やがてそれも細くなり、ぐっと冷え込んできた狭山湖堤防。
自然のスポットライトは気まぐれだが美しい。
ここの桜の木に、「イルミネーションを飾り付けよう!!」などと
声が上がらなければいいのですが。
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