ピンホールレンズにとって「光」はとても貴重なものです。くもった日の撮影で、露出時間をのばせば、デジタルのノイズという光学とは違った要素が結果に反映します。晴れた十分の光りの中で、セーブして露出が決められる方が撮影中のストレスは減ります。

スコープライフ艶消し黒は塗料としての接着力(今回よく分かりました)や仕上がりに定評がありプロカメラマンや自作派の天文家が機材改善などに利用しています。(画像右上は塗装後に接眼部からピンホールを撮影しました。)
今まで完成機だった、私(たち)のレンズにも早速生かすことにしました。

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自作ピンホールレンズのみを持って、荒幡の富士に登りました。
太陽を入れたフレームの中に面白い光りの帯が映っていました。逆光に強いコーティングのレンズには無縁の暴れた光の筋です。持っていったレンズは50mmと500mm、性能テストの様ですがご覧下さい。

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空気望遠鏡と呼ばれる望遠鏡があります。岩手県小岩井牧場の天文施設などにあり、実際に稼動しています。本来収差の多い単レンズのF値をどんどん長くして、色収差の補正効果を生かしました。鏡筒が4mとか5mとか伸びていって、やがて重量から邪魔になった筒を外してしまいました。

むき出しになった望遠鏡を空気望遠鏡と呼びました。性能向上の目的ですから正常進化型の発展でした。

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三脚にK7を付けて比較画像を撮影しました。遠景は「荒幡の富士」から眺めた新宿方向です。50mmピンホールの画像には高層ビルのシルエットが確認できます。高圧線の間隔が拡がることで50mmと40mmの差を感じることが出来ます。

撮影条件は17時過ぎで、光りに乏しいのですがデータが少ないので作例比較3としました。そしていよいよDAリミテッドレンズとの比較です。主に画角にどのくらいの差があるか、40mmと称して良いのか、そんなところが確認できれば・・・

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APS-Cサイズ の撮像素子の PENTAX は、クイックリターンミラーなど銀塩時代のものと比べると当然コンパクトです。ボディーマウントキャップの後ろでミラーの動きを阻害しない程度まで、ピンホールの位置を下げる工夫をしてみました。
シャッター側にあるCMOS位置のマークから推測するに投影距離を10mmダイエット出来たでしょうか・・・

撮像結果はどうでしょう。周辺減光や描写などの変化が楽しみです。

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こんなに早く、第四話をエントリーできるとは思いませんでした。実はホールの精密測定をしてF値を求めてみたら意外なほど明るかったのです。第三世代のピンホールが0.6mmくらいでしょうか・・・計算上 F83 です。

飽くなき前進!!今度は針を垂直に固定し、アルミの部材を回転させ、貫通前にちょっと膨らみを感じたら裏からヤスリ掛けを実施しました。出来たホールが0.4mm、やっと限界に達したようです。F125 です。画像は驚異的に向上しました。レンズキャップも作製しました。

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2号機と同様な製作方法で、今度は注意深く仕上げ、ホールの大きさはテレフォンードのパンチングの1/2位の大きさで、バリも少なく再現性も高く制作出来る様になりました。やっと完成といった感じです。

K7 の設定は「雅」でピンホールレンズのイレギュラーな色合いを、さらに引っ張ってくれることを期待しています。街路樹の緑はこの設定で浮き上がった色合いかなと思います。こんな街で暮らしている・・・これも現実の風景です。

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画像左上がテレフォンカードのパンチングの穴です。右上が試作2号機のホールです。これでも結構写りましたが、製作工程を換えて左下の3号機を作りました。

これはアルミ缶から作ったベース素材に針を当て、キリのように回転させて穴を開け、耐水ペーパーでバリを落として磨き上げたものです。針は握りの付いた画鋲です。

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レンズ素材のスタートはテレフォンカードの穴でした。日食観察用で50cm位の焦点距離で製作していましたから、ピンホールレンズの経験的な理想値のF250に近く作れましたから。ところがボディーキャップを利用した「パンケーキ」タイプの焦点距離50mm位にはパンチングの穴は大きいものでした。

画像は試作2号機のもので、細いまち針の先端を焼き、触れるようにカードに当てて穴を開け、バリを削って仕上げたものです。

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太陽専用ピンホールカメラの完成品(右)です。左の物はこの観察会の主催者「ワルツ所沢」がつくった物で焦点距離は1500mm位になります。このくらい大型だと太陽を捉えると1.5cmほどの像になります。太陽や月は経験上、焦点距離の1/100位になります。APS-Cサイズのデジイチで、1500-2000mmの望遠で太陽はめいっぱいの大きさです。

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