ピンホールレンズが色々なことを教えてくれます。というより沢山の謎を提供してくれます。今朝の撮影のあと今日はずっと 「すごい空の見つけ方/竹田康男著」のグリーンフラッシュのことを考えていました。閃光を確認したわけではないのですが、その検証につながる結果を記録したと思います。
下は以前のフード無し実験の画像です。当然ですが α のレンズが撮した太陽からもフレアーが認められますが色収差は感じられず、色は分離(回析)できません。暖かいオレンジ色でしょうか。下の実験画像の太陽からは回析によりプリズムを抜けたような、豊かすぎる色調が現れています。
これを消す努力がレンズメーカーやPENTAX技術者のあくなき開発研究だったのでしょう。でもこの現象「光学」という分野と自然現象をつなげる面白い「しくみ」だと思います・