JSO NSC-22 の接眼部に新しいカメラ付けてみました。ずっと使っていたToUcamは、Webカメラの天文適正が知られだした先駆的な機種でした。QHY5P-Ⅱは、設計段階から天体カメラとして出発しています。
QHYCCD QHY5P-Ⅱ & Pentax MX-1
カメラは最新ですが、試写に使った望遠鏡は1986年当時から、
我が家で進化し続けている愛機です。
カメラ自身と接続アダプターすべてが直径アメリカンサイズです。
ストッパーで、ピント確認用アイピースと同焦点化出来ます。
キーリングはアイピース固定ネジに引っ掛けると安心ですね。
約3キロ離れたNTTのアンテナを観察しました。
夕方(17:45)撮影で赤みをおびていますが、実際の撮影では細かい
設定を付属ソフトで行えます。
3:10と0:50に写した動画ファイル500枚中から、300枚程を
スタックし処理しました。JSO NSC-22は口径22cm(FL1880mm)
直焦点で使用しました。
コペルニクスを写しました。
2枚の画像をモザイク合成しました。合成は Microsoft の
Image Composite Editorというフリーソフトを利用しました。
コペルニクスの東には、光条の目立つケプラーがあります。
3枚の画像をモザイク合成しました。
月面南部のクレーター群。特徴ある楕円形のクレーターは
シラーです。
虹の入り江と雨の海。白いアリスタルコス・クレーター。
クレーターの直径約40キロ、高さ3000mです。
試写1日目から、印象的な画像が得られました。少し残念なのは、
このカメラ、デザインやコンセプトがすべて国外製品であること
かな。Webcamや冷却CCDカメラの多くは外国製なんだな・・・
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