当麻喜明

アロマテラピーのテは手作りのテ

2014年9月10日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2014.9.7 sozai

アルミニウムの金属光沢を知ってもらうために、みんなで磨いたアルミ缶の底。何かに利用できないだろうか。4年越しの課題の、ひとつの答えが出ました。この基本スタイルを更に改良したら・・・ではVer.1.0 の公開です。

Pentax MX-1 & Ricoh GRDⅣ


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研磨剤のピカールで無心に30分磨くと、アルミ缶の底は金属光沢で
鏡のようになります。


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磨いても磨いてもマット面が残る素材もあり、様々ですが、やがて
凹面鏡のような仕上がりになるのがほとんどです。


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ここに1-2mmの穴を開ければ、手作りお香立ての完成です。


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お香は、「お香」としてひとつの趣味として確立されています。
日本茶の世界には「香道」という世界が広がります。
アロマテラピーの世界では、さらにブレンドという手法で、
奥の深い「手作りの香り」の世界が広がります。

既製のお香の楽しみから、願いをこめて「作り出す」のがアロマ
の魅力です。エッセンシャルオイルは生きもののように振る舞い、
ブレンドすると、A+B=AB ではなく A+B=C 100種類以上の有機
物質が複雑に化学反応を起こします。

新たな分子が合成されたり、分解されたりするのです。


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アルミ缶の底は、強度を増すために、凹面構造をしています。
目の位置を変えて、お香が大きく見える位置を見付けました。


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またお香との位置関係が絶妙で、灰が中央に集められ散りません。
さらに短くなった香は、アルミに熱が移動し発火温度を下まわると
自然消火してくれます。


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こんな工作を考案した日(7日)の夕方、月は芋名月前日でした。


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周りの雲が色づく、光冠(環)がときどき見られました。


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月のマジック。スーパーマーケットの駐車場東が異様な風景に。
月は雲から脱しました。


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先程使った言葉、芋名月は「中秋の名月」のことです。陰暦では
秋は、7・8・9月を指します。「中」ですから8月真ん中の満月が
中秋の名月です。しかし陰暦は必ず新月が1日と決めていました
から、新暦とのずれが起こり、中秋の名月は15日とは限らなく
なり、満月とも2日ほどのずれが起こることが生じます。


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中秋の名月、前日の月・・・


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さて手作りアロマグッズ、お香立ての話です。
なんどやっても自然消火してくれます。想定外の効果です!
誰がどんなお香で試しても、同様のことが起きるでしょう。


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工作翌日の朝、4時40分。8月後半は、これより20分早い時間が
朝焼けのベスト時間でした。朝になったら、このお香立てを早く
自慢して「褒めてもらいたい」気持ちになりました。


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薄茶と十五夜大福と、自作お香立てで香る「しろつめくさ」
嗅覚で香りを、視覚で月を、味覚で和菓子を味わった
芋名月前日の話。

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