当麻喜明

アロマのロ-ローソクのロ

2014年9月 6日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2014.8.26 rousoku ni kiothukete

素焼きの手作り風、ローソクのアロマポットです。揺れる小さな火を目で追って、熱で気化したアロマオイルの香りを嗅覚が受け持つ、アロマテラピーです。こんなものまで、我が家の棚にはありました。

Pentax MX-1 & Ricoh GRDⅣ


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10年以上前、ある理由で使用を止めていたアロマポットが、 復活することになりました。


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全体のデザインと構造を、


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観察してみて下さい。


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さて、これが今も残るアロマの失敗です。知人には、ポットが
加熱してストーブの天板を「焦がした」と説明してありましたが、

「精油の原液は触らないでくださいね!ヒリヒリと痛いです。
もし触ったら水で流してください。
(溶けないのですが、こそぎ 落とす感覚です。)」

この言葉から、そしてオレンジオイルなど油分の汚れを落とす能力
が高いという性質からも、ポットの底に付いたアロマオイルが
塗装を溶解したというのが真相のようです。この失敗は大きくて、
我が家にアロマがなくなった暗黒の時代へ続くのです。


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復活は、液も残っていた「ローズ」で試すことになりました。
17年くらい前の、ナチュラル・オイルです。

「そういえば、私のアロマの師匠が、ローズだけは長持ちする、
とおっしゃってました。でも17年前の製造でも、ローズの香りの
特徴を持つ分子が残っていたのですね。高級な上に儚(はかな)い
ものは多いですが、ローズは値打ちがありますね!」

なるほど、新鮮な頃の香りは記憶にありませんが、充分実用的な
香りが部屋をつつみました。1階で焚き、2階で換気扇を回したら、
翌日なのに香りが昇ってきてビックリしました。


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これは最近購入した、12ml(100円)というローズオイルです。
香りは丸い感じ(?)です。17年前のオイルは、叩(たた)く
ような心地良い刺激を、鼻の神経が感じ取りました。
12ml 100円(化学合成物質)から3ml 14,000円(天然素材)
くらいのものまで存在するそうですから、多彩さまざまですね!

(私は今、自分で抽出・蒸留出来ないか思案中です。)


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水に落とした100円アロマ。水面への、のり方が違います。 親和しているように見えるので、アルコール系で合成された アロマオイルでしょうか。 (成分表では香料・溶剤とあります。)


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家族が17年位前に研修で造っていた、アロマキャンドル。 このままで点火すると、カップに火がついてしまいます。


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潔く外装を解いて・・・


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こんな風にスタンバイします!


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周りは、水を引いたお皿でガードします。アロマの香成分は、
人の嗅覚神経を刺激し、直接大脳に届きます。
心地良い安眠を誘うこともあるでしょう。
キャンドル使用の香りのアロマテラピーを、長く深く生活に
取り入れるには、アンゼン(安全)テラピーが大切です。
約束です!

Comments [2]

No.1

アロマの香りで気分もゆったりと・・・至福の時になる
ことでしょう。

我が家は家人も私もアレルギーがありますので、お線香やお香そしてアロマも使えないのです・・・残念です。

素焼きの器にお茶の葉を入れて、ローソクで温めてみては
いかがでしょうか。お茶の香りがするはずです。
アロマの甘い香りとは違ったものになると思います。
お試しください。

早速試してみます。裏にお茶の木が何株かあっても、
葉を天ぷらにするくらいしか利用してなかったのです。

私は小さいときから、線香の香りが漂っていた母の実家
に、憬れと尊敬のような感情を持っていました。
匂いはカメムシの悪臭にいたっても平気です。
上記のことすぐに実施(実験?)してみます。

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