29日は、朝からソーラーパネルにコントローラーを付けて観測室にセットしてみました。発電電力を取り出さずに太陽に向けたソーラーパネルは、意外なほどに暑く感じました。熱エネルギーへの変換が行われているのでしょうか。興味が湧きました。さて報告の前に、今日の大気工学現象のことを話さなくてはいけません・・・
RICOH R8
車運転中に太陽の周りの巻層雲が気になりました。
彩雲を見付けたので近くのコンビニ駐車場へ。
その後、いつものスーパーマーケットへ・・・
彩雲は明るさを増して、太陽から22度ほど離れた位置に左右に見えました。
特に左(南)のものは太陽から水平に離れ、明るさがどんどん増してきました。
幻日です。
この現象を知らない人が見ても、不思議に気が付くくらいとなりました。
航空機がやって来ました。
太陽発電の実験日夕方に見せた、太陽の引き起こした光学現象。
16:45 くらいの空です。
17:00 くらいには、看板の上に水平か、僅か上に反った環天頂アークも見えました。
その後の夕焼けは、見事というわけではありませんでしたが、
太陽の反対側「北東の空」が、いつもより紅に染まりました。
さて、発泡スチロールの下駄をはいたソーラーパネルです。
朝8時に、開放電圧を計ってみました。
ほぼ20Vでした。
ソーラーパネルからのコネクターは切り取り、新たに自動車用の内部配線に使用する
コネクターに付け替えました。
コネクターと室内配線の接続部はぎりぎり室内側に引き込めました。
ソーラーパネルからの電力供給が始まりました。
コントローラーはもともと12Vバッテリーに最適な充電電圧14Vほどにセットされて
いますので、私は購入時から何ら設定は可変させずに使用しています。
バッテリーが14Vになったら発電を終止します。バルク電圧(終止電圧)といいます。
バッテリーが自然放電をして13.4Vになったら補充充電をします。
この13.4Vをフロート電圧と呼びます。
電力消費中にバッテリー電圧が11.5Vになったら低電圧切断回路が働きます。
再び充電され12.5Vになったら電力供給が再開されます。
この12.5Vを低電圧再接続電圧と言います。
この数字が初期値ですが、これを可変することが出来ます。
コントローラー周りの室内の様子です。
次回は12Vを100Vに変換するインバーターのセットを組みたいと思います。
こんなに小さな(畳1枚以下)の地面に、太陽はこんなにもエネルギーを落としています。
今日そのエネルギーを拾ってみて「光合成」をしている植物の、
葉っぱになったような気分を味わいました。
ソーラーパネルからは、100W以上の電力が、リアルタイムに発生出来ました。
この電力で、水と二酸化炭素を混ぜて、「ご飯」と酸素がつくれないかなあ・・・
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