小さく探すのが困難で、しかし美しく逞(たくま)しく、私(ワタシ)が距離(キョリ)を日常の世界から、ぐっと縮め接近しないと会えないもの。19日の続きは・・・
Pentax K-3 & Ricoh GRDⅣ & Olympus OM-D E-M5
シロジクモジホコリ。その世界に浸かると、実はどこにでも
いて発見できるもの。
シロウツボホコリ。廃木に塗られたような白いものは、多分この
変形体。まだ未熟なので同定のものでないかも知れません。
アオモジホコリ。キノコ上の1.5mmの子実体でも群生して
いると、楽(?)に発見できる。視界を縮めて注視します。
前日(18日)、てんとう虫さんが見つけた謎の変形体。
アメーバーのような姿(写真もお借りしました)。
19日、私が観察すると前日とは別人(?)に変貌しました。
この成長(変化)も観察の面白さです。
黄色い変形体は、16時間たって大きく姿を変えたのです。
メールで画像を見た、てんとう虫さんもビックリされたでしょう。
さらに6時間以上経過した姿は、二人で確認しました。
(後日コラムで報告します。)
私も前日、別の変形体の観察を始めていました。
こちらも大きく姿を変えていました。田んぼ作業の休憩で
観察。今日は除草作業がありましたので。
キョリを更に縮めると、すでに見えない何処かで子実体になった
ようです。それとも想像できない姿になって写っているのかな。
ブドウのように房状にぶら下がり、胞子のうが複数固着し
暗い葉のような緑色。図鑑で記憶にあるフウセンホコリの
様な姿です。ケホコリの仲間にも見えますが、記述された
特徴を持ちません。さて?
(その後も含め、後日報告します。)
狭山丘陵みどりの森博物館に、この日「粘菌」に詳しい方が
いらっしゃることを知り、会いに行きました。
田んぼの作業日で水田雑草の踏みつけをした後、そのままの格好で
バイクで「みどり森」へ。観察会を終えた詳しい方たちは、
探鳥会のあとの「鳥合わせ」みたいなことをされています。
私が最近観察した、アカフクロホコリの話をしたら、たいへん
興味を持たれマイフィールドにUターン。ミニ(見に?)
観察会になりました。
図鑑にも「あまりふつうではない」と記載されています。
(後日コラムを起こします。)
Y氏は現地でさっそく、フンホコリを見付け教えてくれました。
私も糞(フン)というネーミングから興味のあった粘菌でしたが
近くにあったんですね!
その他、こんなものも見つかりました。ウツボホコリ似の
粘菌の頭に、黒い小さな(これも粘菌?カビ?)が着いている
面白いものでした。
日の出前の観察、田んぼ作業と観察、遠征観察、MFの
案内観察、さらにこの日は夜のホタル観察会もありました。
Comments [2]
No.1吉田 隆介さん
粘菌仲間が増え、これからの活動が楽しみです!!!
期待しています。
tomaさんから 吉田 隆介さんへの返信
早速Y氏よりのコメント、ありがとうございます。
動いている粘菌を観察すると、生物の世界は動物と
植物のふたつの世界だけではなく、さらに粘菌を含め
複雑に関係を持ち合っていることがわかります。
自然観が変わりますね!
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