13日の夜明けは幻想的でした。湿度の高い地表近くが放射冷却で冷え、ずいぶん低い霧が発生したのです。いつもの夜明けとは違い、自分も、あたり一面とすっぽり雲の中にあるようでした。
Lumix GF1 + OLYMPUS LENS 9mm 1:8.0 & Sony α57
5h50m・・・
この頃が正面のマンションの灯りが、一番滲んでいました。
「放射霧」に光源が淡く拡散された頃です。
やがて、光の輪郭は、はっきりシャープに鋭くなりました。
いつまでもソフトフォーカスの世界のままで良かったのに・・・
6h10m・・・
すでに朝は迫っています。鳥も活動し早起きの人が、窓を開けたり
牛乳や新聞を取りに玄関を出始めました。
14日の、はじめの画像と同じ時間、同じカメラとレンズで撮影。
天頂近くにあった、月と木星。朝霧で月は月光冠の中にあります。
朝の月。
朝の訪れは早く、ローソクの炎のように空が燃えて
溶ろけるようです。
ハシブトガラスの出勤です。交通渋滞はないのが羨ましいな。
ムクドリの小集団もお出かけです。
この辺での、最高高度地点。マンション屋上の避雷針に居場所を
決めた孤高のカラス。
仲間の行動には、目もくれず、視線も合わせない徹底ぶり!
上の二枚の画像を含めて、放射霧はすべて OLYMPUS の、
ボディーキャップ・レンズで撮しました。
貴重な空の現象記録も、このレンズに任せておけば安心です。
参考資料:NHK 首都圏ニュース
NHKのWebニュースで、雲海に浮かんだ埼玉副都心の姿が
見られます!
コメントする