今年の初日の出は、狭山湖堤防で迎えました。実際には雲のために、6時50分という時刻から遅れ、7時12分が初太陽の御目見えでした。雲海から出たご来光といった印象でした。
Olympus OM-D E-M5 & Lumix GX1
0.45倍のコンバーターを、マイクロフォーサーズの14mm以下の
レンズにセットすると、サークル魚眼に近い画角が得られました。
堤防からは「初日の出」だけではなく、「紅富士」も見られます。
この風景を目指したカメラマンたちは、日の出ポイントではなく
富士が紅く染まる風景の瞬間瞬間を待っていました。
太陽は富士の反対側から昇ります。
これが目的の人のほうが、10倍以上多かったかもしれません。
私は、その両方の景色に興味がありました。
日の出時刻から20分遅れで、雲の一部が鋭くざわめきはじめ・・・
太陽が雲の上に現れました。山の山頂から、雲海越しに日の出を
見たと想像すると、そんな感じにも思えました。
十分太陽が昇り、やっと長い長い影が堤防の地面に浮かびました。
太陽ばかり書くと、月が嫉妬するかも知れません。元日の夕方、
車で出ると、月に「冠」が出来ているのに気が付きました。
信号待ちのとき写したのですが、淡い「月光冠」は目的の建物の
駐車場についたら、すっかり影がありません・・・
一瞬、未(ひつじ)に似ていたお餅の膨れが、カメラを持ってきて
見たら、なんか別物になっていたような、儚い景色でした。
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