当麻喜明

台風4号一過の朝

2012年6月20日 | 当麻喜明 | Comment0

000a.JPG 2012.6.20 4h29m

速報のコラムです。台風一過の空が面白かったので撮影しました。3時40分頃から一時間ほどの変化をまとめてみました。時速65kmで台風4号が通り過ぎる間、一晩中雨風は激しかったです。撮影の頃は仙台から三陸沖に移動し、面白い空が残りました。

Pentax K5 + AMC PENTAX-DA 1:3.5-5.6 18-135mm ED AL[IF]DC WR


001a.JPG

6月20日 4:00
日の出は4時25分なので、東の空は薄明の状態です。


002b.JPG

星が二つ見えました。上が木星、下が金星です。


004a.JPG

上陸後の台風は、予報円の東側に沿って早めに太平洋に向かいました。


005a.JPG

006a.JPG

4:29-4:33
左側の電柱の右上に、明るい小さな雲がありました。


007a.JPG

刻々と変化した風向や大気のつくった不思議な雲です。


008a.JPG

過冷却の水滴や氷晶が彩雲になった、ユニークな雲。


009a.jpg

4:30 から 4:37 まで見せてくれた「雲」の誕生・発達・消滅。


010a.JPG


011a.JPG

4:30 - 4:45 までの南のレンズ雲の変化。
雲の上部に、太陽の光が当たり始めました。


012a.JPG

よく観察すると・・・


013a.JPG

鉱物の雲母が剥がれていくように、傘状になった雲が独立して剥がれます。


014a.JPG

小規模な波状雲。


015a.JPG

ちぎれ雲・・・出来たばかりの積雲。


016a.JPG

017a.JPG

雲を背景に、優雅な飛行でやって来た大型の鳥。


018a.JPG

これらのシルエットを明るく処理してみました。


020umineko.JPG

どうやらウミネコのようです。
湾岸から台風の風で飛ばされてきたのでしょうか。


021a.JPG

022a.JPG

気持ちよい台風一過の空。空気はまだひんやりしています。
この鳥の目からは、多摩湖狭山湖や丘陵が一望出来ているでしょう。
こんな日は珍鳥が丘陵に入り込むこともあるのです。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ


ホーム » » »