速報のコラムです。台風一過の空が面白かったので撮影しました。3時40分頃から一時間ほどの変化をまとめてみました。時速65kmで台風4号が通り過ぎる間、一晩中雨風は激しかったです。撮影の頃は仙台から三陸沖に移動し、面白い空が残りました。
Pentax K5 + AMC PENTAX-DA 1:3.5-5.6 18-135mm ED AL[IF]DC WR
6月20日 4:00
日の出は4時25分なので、東の空は薄明の状態です。
星が二つ見えました。上が木星、下が金星です。
上陸後の台風は、予報円の東側に沿って早めに太平洋に向かいました。
4:29-4:33
左側の電柱の右上に、明るい小さな雲がありました。
刻々と変化した風向や大気のつくった不思議な雲です。
過冷却の水滴や氷晶が彩雲になった、ユニークな雲。
4:30 から 4:37 まで見せてくれた「雲」の誕生・発達・消滅。
4:30 - 4:45 までの南のレンズ雲の変化。
雲の上部に、太陽の光が当たり始めました。
よく観察すると・・・
鉱物の雲母が剥がれていくように、傘状になった雲が独立して剥がれます。
小規模な波状雲。
ちぎれ雲・・・出来たばかりの積雲。
雲を背景に、優雅な飛行でやって来た大型の鳥。
これらのシルエットを明るく処理してみました。
どうやらウミネコのようです。
湾岸から台風の風で飛ばされてきたのでしょうか。
気持ちよい台風一過の空。空気はまだひんやりしています。
この鳥の目からは、多摩湖狭山湖や丘陵が一望出来ているでしょう。
こんな日は珍鳥が丘陵に入り込むこともあるのです。
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