左側だけの片側の虹ですが、雨を降らせた雲が南北に短かった
わけだから、案外この近くだけで見られた現象かも知れない。
雨も穏やかで上空の水滴が落ちついていたため、主虹の下に
わずかに干渉虹が現れ、いつもより太い虹に見えました。

この日の虹は、褒めてあげたいいくつかの現象を、伴いました。
主虹と副虹です。明るい虹が主虹です。上空の水滴の中で一回
反射して屈折し出てきた光です。わずかですが外側に見えるのが
副虹です。水滴の中で2回反射して出てきた光で出来ています。
色のパターンが逆になります。

とは言え虹は「理屈なく美しい」に、反対の方はいないですね。
美しいものを見付けたときは、どうしても人に伝えたくなります。

美しいものは、またはかないです。美しい鉱物も風化します。

気が付いてから20分ほど観察しましたが、空のお化粧は、
だんだん薄くなりました。（薄化粧もいいけどね！）

片側の虹をつくった、雨を降らせた雲がわかりますね。

太陽のある側はこんな空でした。
この周辺で同時に4人くらいの人が、同じ虹を見ましたが、
どのくらいの人がこの虹に気が付いただろう。

自宅に戻って、虹があった方向を見たらこんな感じ。
積乱雲が少し顔を出していました。

8月初めに「お盆」を済ませた私ですが、お寺のお盆に合わせ
施餓鬼をお願いしてありました。お墓に塔婆を納めた帰り、
しがみついていたモンクロシャチホコに会いました。
あの雨大変だったろうな。

今朝17日の天気予報。何かおかしい！
秋雨前線が出来上がっている。