前回にも使用した10年前の、Sony Cyber shot F208 だけで撮影しました。800万画素で、レンズは Carl Zeiss 2-2.8/7.1-51 T* 2/3インチのCCD(しかも4色)すごいスペックなのです。現状の小さなCMOSに1,000万画素以上の小型最新カメラにない、おおらかなデジカメ発展史上の一台です。
Sony Cyber shot F208
「赤いカメムシ・・・」と、見てみたら、
ニガウリが熟して、種子を弾いたものでした。夏のマント(遮蔽効果)で、
植えられることも多くなった夏植物です。
(ニガウリのドライフルーツを食べましたが、苦みが残りいい感じでした!)
ニガウリフェンスの上に夕陽が光芒を差しました。10日ほど前なら、日没は
6時20分頃でしたが、あと10日もすると、6時前には日没となります。
しかも太陽は地平線下で夏より角度的(速度でなく)にはやく落ち込むので
「残照」「薄明」の時間も短くなり、秋は陽が暮れるのが早くなるのです。
この日は「お昼難民」でした。やっと開店していたお店が4軒めで、ずいぶん
歩いたのです。しかし、いいこともあります!歩いて空を見ていたから、
太陽の「暈」を見付けられたのです。(28日、13:20)
暈の上と下はタンジェントアークに重なるので特に濃く見付けやすい
ところです。見付けたときは、まさに、ジェジェジェントアークの気分!
ありふれた積雲も、変化の多い空の中では注目すべき美しさです。
珍しいグルメばかりだと、お茶碗一杯の御飯が食べたくなるのと一緒です。
歩いて行きすがら、上部タンジェントアークも確認できました。
湧いてきた湧いてきた・・・
うろこ雲。雲の10分類では、巻積雲ですね。
不自然なアンバランスな「1」の行進、通信簿がこんなだったらショック!
見る方向が違うとこんな感じ。これは高積雲の波状雲でしょう。
画像真ん中あたりの、不自然な雲の切れ間。
200mmまでズームアップしてみると、不可思議な雲の様子がよく分かります。
多分、航空機の高い排気のガスが周辺を暖め、雲を消したのではないかな。
こっちでは飛行機雲が、すぐに波状に消されていきました。
さらに、大きな雲の一部が「彩雲」化していました。
そろそろカラフルな雲を見ていると、シンプルな積雲がみたいですね。
2003年、ソニー製のカメラが写した雲の画像でした。10年前の機材でも、
道具は使い方ひとつで、まだまだ現役です。
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