当麻喜明

さらに、不思議な生き方-交信

2014年9月23日 | 当麻喜明 | Comment0

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平原綾香の CHRISTMAS LIST と mama は不思議な曲です。天国のお母さんに伝える娘の願いと、そのお母さんから娘への励ましの歌なのです。私は粘菌を観察するとき、いつも思うのは「別世界との交信」です。

Olympus OM-D E-M5


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菌類やシダ植物など胞子で増える仲間は、今は学校で習うので
メジャーな生き物です。私たちも食べていますしね!


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こんな環境の側に・・・


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ツクツクホウシダケがありました。寄生された幼虫は空を飛ぶ
成虫には成れませんでしたが、その命は数万数億の命に微分され
ました。セミの幼虫と、この冬虫夏草はつながって生きています。

冬虫夏草の命と私たちは、余程のことがない限りつながりません。


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この二種は、生命活動のどこかで動物のような振る舞いが、
あったでしょう。


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これは落ち葉を分解中の、粘菌のようです。


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ススホコリの子実体。緑色ならブロッコリーに似ています。
あとずっと白色の粘菌が続くので、貴重な黄色です。


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針葉樹の倒木に、


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タマツノホコリ。そのひとつの集合体に、


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キノコムシの仲間がいました。なんか私と交信できる、同じ世界の
生きものに会ったような安心感がありました。


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ツノホコリにも虫がいました。もしかしたら、この虫を通して
私は粘菌という生きものに、つながるかも知れません。
私にとって粘菌の仲間の生活史は、不思議すぎて宇宙人です。


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きっと皆さんは、分解者としての役割を知っているでしょう。
「私たちの命が終わったら、土に返してくれる」と、


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しかし、この美しさは何のためなのでしょう。私は粘菌の生きる
仕組みや、私たちへの関わりの百万分の一くらいしか知らない
のだろうな。多分・・・

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