当麻喜明

不思議な生き方-粘菌・変形菌

2014年9月17日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2014.9.14 mori no ikifure

埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センターに展示されている、粘菌や変形菌を見に行きました。生活史が特異で形も多彩なので、熱心な研究者も多いことで知られます。許可をいただき資料を撮影させてもらいました、

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展示は小さなコーナーですが、なにしろ菌類のサイズですから
彼らから見れば、ここは宇宙2-3個分の広さがあります。


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顕微鏡のステージにのった、木片から見えてくる世界とは・・・


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たくさんのダイダイアミホコリ。子実体と言う、胞子を飛ばす
準備の出来た、なかば植物体のような姿です。


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ハンガーマウンテンに登っている、登山家みたいなアミホコリ。


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顕微鏡を通して見た子実体。ここを出た胞子はしばらく動物の
ように振る舞うはずです。


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発見者が、「丸くなかったから嬉しかった!」と言っていた
シロサカズキホコリ。


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資料はこんなケースに入っています。


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カメラの接写機能を駆使して、接近しました。
みんなで頂を目指す、ハイカーみたいです。


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次はこんなケースに、ここでの資料箱はほとんどが、もと
お菓子の箱だったりトレイだったりします。洒落た洋菓子の箱は、
中が一戸建てになっているので都合がいいですね!


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小さいものは人の意識に入らない、見えません。1mm先を鮮明に
見られれば、枯葉の表面が役者いっぱいの美しいステージに
変わります。


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今まで意識しなかったものが、自分の意識の世界に入ってくると
「自分の世界」は広がります。知らなかった人を知りながら、
人も大きく成長していきます。


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大きく(大人)なっても、勉強をして、自分の世界が広がることは
楽しくてしかたありません。

黄色いのはススホコリ、下のはサビムラサキホコリでしょうか。


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この日は「いきふれ」にテレ玉(埼玉のローカル局)の取材が
ありました。私の後ろからも撮影の気配がありましたが、
TVカメラが見ていた世界と、私が見ていた世界とは
それこそ10,000倍の差があったかも知れませんね。

参考:美しい菌類たち


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