当麻喜明

続・シラホシコヤガ

2013年9月 8日 | 当麻喜明 | Comment0

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いつも夜の観察が多いので、昼間に期待して迎えた週末でしたが、雲が多く、小雨も降る天候でした。湿度を保った雑木林の中では、キノコが元気でした。そして再びシラホシコヤガの蛹を見に行ってきました。

Pentax K-5 + DA 35mm 1:2.8 MACRO & Olympus E-620


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ナンバンギセルが咲くとこんな風です。個性的な植物です。


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ノキシノブも変わった生き方をしています。土のあまりない急斜面の
地表や樹表で生活します。水をたっぷり吸い込んだ葉は光合成をします。
乾燥すると、いくら日差しがあっても水がないので光合成は出来ません。
「堪え忍ぶ」ように生きていることから「シノブ」と言うのだそうです。
(ムーミン谷のニョロニョロに似てませんか?)


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再びシラホシコヤガの蛹です。


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なにかに似てませんか・・・


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ムーミンに!


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ムーミンの家は、木造でしたっけ?
こんな公園があるんですよ。


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地衣類にまみれたシラホシコヤガは、見つかりにくいですが、
アミガサハゴロモもなかなかです。


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小さいというだけで、身を隠す戦術の第一歩です。
この蛾は強いて似ているものをあげると、サツマヒメシャクのようです。


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明るい開放的な雑木林の切り株は、座り心地の良いものですが、
ここは遠慮しておきましょう。


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良く見れば、いまはキノコの季節のようでもあります。腐った樹木で
キノコ(菌類)が暮らし、どうやらそのキノコにも地衣類が寄生している
ようです。なんだか切り株の上ではキノコの子供たちが、相談会でも
やってるようですね。

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