当麻喜明

穏やかなトンボたちと雲の競演

2011年9月15日 | 当麻喜明 | Comment[4]

001.JPG 2011.9.11 kumo

今回のキャストは雲とトンボです。縄張り争いの必要から解放されたトンボは、攻撃的な猛スピードから余生を楽しむような飛行に変化してきたように思います。なぜ飛行写真の歩留まりが増えたのか考えると、どうも飛行スピードが減速している感じがします。

Nikon D300 + TAMRON SP 60mm F/2 MACRO


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雲映る水面にギンヤンマ。

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腰のコバルトブルーが、空の色と違うワンポイントをつくっていました。

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飛行経路は邪魔されなければ、ここでは池の輪郭に平行です。
コシアキトンボの猛烈アタックは減りました。


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のどかな直線飛行。


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ちょっと遊んで・・・

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たまにコシアキトンボも仲間に加わります。


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オオヤマトンボ。

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ほとんど反時計回りに飛行しているようです。
南半球のトンボは時計回りに飛行する・・・まさかね!!


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盛夏の頃、このトンボの同定が楽しかったです。
てんとう虫さんまーくさんたちとの合同チームで、やっと同定できました。

確かに、あの頃の飛行スピードは今より速かったです。
コシアキトンボも激しく攻撃して、オオヤマトンボも反転したり
上昇して、かわしていました。

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私はずっと変わりませんよ、と
アオイトトンボが言ったか言わぬか・・・

Comments [4]

No.1

こんばんは。
空の青や、木々の緑が写り込んだ水面と、トンボの飛翔が見事に溶け込んで素晴らしい絵ですね。
トンボのスピードが落ちたのではなくてtomaさんの技術が上がったのだと思います。
今度お会いしたらコツを教えてください。


グッと来たトンボをガッと見て、ガシャッと写したら、撮れました!往年の長島選手のような説明ですがわかったでしょうか?しかし、やはりコシアキトンボが減ったのだと思います。進路妨害を受けず、一定の空の路を(余生を楽しむ)ように飛んでいました。

てんとう虫さんが、草むしりから帰ってくる前に腕を磨いておきます。

No.2

宣伝していただいてありがとうございました。
池なのでオオヤマだろうとは思っていましたけど、決めつけで痛い思いをしたことがあったので、てんとう虫さんとプロジェクトを組み解明しました。
というか、現地で偶然バッタリお会いしたんですけど(笑)

私はコンデジのため、ホバリングしてくれない限り飛翔写真はダメダメです。
いつかお会いしたらコツを教えてください。

この夏はオオヤマトンボとヨフシハバチの推理が楽しい思い出になりました。両者に加わっていただきありがとうございました。あれ以来フィールドを増やしたのですが、よくてんとう虫さんにお会いするようになりました。てんとう虫さんに会うコツは修得しましたが・・・

オオヤマトンボの胸の金属光沢を、間近で見られなかったのは残念でした。私は虫をあまりさわれませんが、まーくさんの「間近観察」は見事ですね!!

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