この夏が終わったわけではありませんが、気温以外の雲や、空の色や、虫の音から季節の移行は確実に感じます。いつもの谷戸はキイトトンボが少し減って、蝉の声もトーンが下がりました。草木の花も移行し「秋」は近くにいることを感じます。
Pentax K5 & Pentax Q
蛾は隠れん坊が好き!
というのは、勝手な根拠のない想像ですが、「擬態」「偽装」「身を隠す」
が魅力のひとつで、私は今年から?好きになりました。
カメラを葉の裏に置いただけではピントがわかりません。
しかし白く抜けた模様が、虫食いの穴に同化しているのは発見です。
これで名前がわかりそうです。
調べると、シロヒトモンノメイガのようです。
閉じた翅を想像すると大きな白斑は一致しそうです。
なるほど「白一紋」ですね。
あまりレンズを向けないツマグロヒョウモンですが
結構危険なめに有ってきたのが、ピークサインからわかります。
ヒョウ紋の台紙の色はけっこうカラフル。
キリウジガガンボかな?
後翅が退化し、逆に作られた「平均魂」。
この丸いかたまりが飛行安定性に重要な役割をはたします。
この花は我が家のエサ台の下に見かけ、いつの間にか自生していた
ことにビックリしたことがありました。
ヒヨドリジョウゴ。
つぼみ・・・
開いたら弾けるくらい反り返りそうな、力を感じさせる雰囲気です。
つぼみも美しい!
花は開花後反り返り、小鳥の飛翔スタイルになります。
林縁に普通にあるのですが、除草の後には無くなります。
はびこらず、抜かれやすいので、なくなりやすいです。
実はやがて朱色に熟します。
我が家のエサ台の下に運んできたのは本物の鳥たちでしょう。
これもよく見かけるこの季節の花。ツルボです。
我が家の「お墓」にも自生しています。
そろそろ秋のお彼岸ですね。
昨日は中秋の名月でした。
ツマグロオオヨコバイ。
左向き・・・
右向き・・・
自分の食べた葉の残りとよく似たスタイルです。
シモフリスズメの幼虫です。
こんな色のタイプも見かけましたが、共に
シモフリスズメのようです。
さて、不明物体です。
葉の裏で、何かが開いたようなスタイルでくっついていました。
何だろう、生き物の残痕だろうか・・・
この谷戸は必ず私に宿題を残すのです。
9/14 追記
いつもお世話になっている てんとう虫さん から
「ピストルミノガ」ではと、ヒントを頂きました。
そんな名前の虫がいるんですね!
食草食樹によって、いくつかの種があるピストルミノガの
羽化した後の卵のうのようです。
不思議な名前とスタイルの虫を、また勉強できました!
てんとう虫さんありがとう!
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