当麻喜明

夏に間に合った-オニヤンマの飛行

2013年9月 2日 | 当麻喜明 | Comment0

001sukebahagoromo2.JPG 2013.8.31 dou no burooti

スケバハゴロモも変わったデザインです。翅が透けていれば、擬態としてはかなりの効果です。ミンミンゼミも透けていますが、鳴き声ですぐ見つかります。スケバハゴロモは沈黙の技を使います。いつものトンボ池は、この夏干上がってしまい残念なことになりましたが・・・

Pentax K5 + DA 1:2.8 35mm MACRO Limited


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虫は生きていくのも大変です。ハゴロモヤドリガが共生していました。
スケバハゴロモは不時着。ヤドリガは脱出でしょうか。


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こっちは共生ではなく、食物連鎖です。


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さて、この角度から見るとマメキシタバがわかりますね。


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ではこの角度で、何処にいるか頭に焼き付けてください。


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目を凝らしてみると、とまり方も心得ているみたいですね。


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それでは、これで見付けられますか?(元は同じ画像なんですよ!)


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燈火でよく見かける、目立つシバツトガですが・・・


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こんな具合に引くとどうでしょう。


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ヒヨドリジョウゴは面白い花です。


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ヤブカラシとイチモンジセセリ。


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ナツアカネとミヤマアカネ。早く羽化したトンボたちは、渇水の今年の夏も
羽化できましたが、シオカラトンボなど毎年、極普通に見られたトンボたち
は一度も空を知らずに一生が終わりました。


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キマダラセセリが見る空と草はら・・・


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この草はらは、去年は沼だったのです。この夏、沼から蛇行した水路になり、
今は干上がり、ひび割れ、草が茂りだしたのです。


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間に合ったオニヤンマ。羽化に、そして私のシャッターチャンスに。


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初めのコマからの拡大です。今年の夏、トンボがいっぱいなら 100mm
Macro を購入したでしょう。夜の静止した燈火の蛾用に 35mm にした
のですが、この被写界深度は活用できます。5mm のマニュアルピント移動で、
50cm-∞までピントが合うのです。オニヤンマ全て 35mm Macro で
撮したのです。新レンズ購入し大満足です。この夏のオニヤンマの飛行に
間に合ったのですから。

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