街でもトンボの目立つ季節になりました。周りにいるのは薄オレンジ色のトンボでしょうか。
このヒメアカネも成熟すると真っ赤なトンボの仲間入りです。赤色のトンボだけで20種程度いますから、赤色の配分や模様で、識別して観察するのも楽しいです。このヒメアカネは、さらに大きさが明確に違います。3-4cmほどのミニサイズです。
Nikon D5000 & Nikon D200 & Ricoh GRDⅢ
成熟したヒメアカネはこんな具合です。メスが隠れてしまいました・・・
こちらはコノシメトンボです。胸部の黒線や翅の先端の黒帯が識別に役立ちます。
ナツアカネ・・・ストロボ光で適正露出とし、大きく絞り込むと背景が黒く締まります。
成熟し赤く変わるトンボではなく、春先からずっと赤いショウジョウトンボ。
街の道具にたとえたら、レトロな円柱の郵便ポストといったところ。
腹部を垂直に立てる姿勢を「オベリスク」と言います。
こちらはベッコウシリアゲ。尻を上げているのは右のオスだけです。
キンケハラナガツチバチらしき個体は逆に腹部が曲がっていて、
美味しそうに花の周りを回ります。
この姿勢や節の間の毛は、泊まった花を包み込むのに
役立っているのかと思いましたが・・・
ツチバチのアルファベットの「C]に似た体型と逆立った毛が土に潜るときは
有効なデザインだとわかりました。
少し元気のないツチバチを見付けたので、やわらかい土に避難させたら
時々斜めに回りながら完全に土に没しました。
ハチの腹部といえば黒と黄色、ヒメウラナミジャノメの蛇の目も黒と黄色。
工事用の通称「トラロープ」も黒と黄色です。
踏切の仕切り棒も黒と黄色でしたね・・・
今年一番気に入っているミルンヤンマの画像です。
湿気の多かった丘陵内部でストロボ撮影したら、空気中の微少な水滴が
全体を白っぽくさせたようです。
それにしてもヤンマやサナエの黒と黄色は、紛れたいのか目立ちたいのか
どちらなのでしょう?
コガネグモやジョロウグモの仲間も思い出すのは黒と黄色の印象です。
そう言えば私の6月までの愛車も黒と黄色(橙色)だったのでした・・・
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