今まで、扱ったことの少ないカテゴリーの話題です。大瀧さんと、堀田さんが描いた中華料理店を探していたら、不思議な場所を見付けました。商店街の路地を入ると、面白い一角があったのです。
Sony NEX-5N
街歩きのきっかけは、堀田さんの遺した風景に会いたいものだ
なあ、という気持ちでした。
中華料理店「栄華」、根岸交差点を旧市役所に下り、すぐ右の
路地に入ります。
このアングルで見る限り、10年以上時間が止まった感じです。
此処のように、所沢の旧市役所があったあたりは古い横丁(路地)
と高層マンションが風景に共存します。
野菜が高いと言われますが、そんな野菜がたっぷりの美味しい
五目中華を食べました!
このあたり、飲兵衛(のんべえ)さんには魅力的な場所でしょう。
右の塀の上に、映画の看板があるのがわかりますか?
「伊豆の踊子」です。なんだか、映画の看板の街「青梅」を
思わせます。所沢にもこんなところがあったんですね。
「日本一の男の中の男」「エレキの若大将」
きっとお馴染みさんで賑わい、夜は違った雰囲気の景色に変わる
のでしょうね。
盃横丁と高層マンション、生活と娯楽、仕事と余暇、街と自然、
二つの時間と空間が、上手く混じった所沢であればいいなあ
という気持ちが、強くなりました。
Comments [2]
No.1higezii さん
昭和34年に一軒のバーACB(アシビ)が開店してから大家さんが普通のしもた屋が並ぶ路地にお店を増やしていきました。映画の看板の作者は青梅の看板の作者に頼んで描いてもらっています。
tomaさんから higezii さんへの返信
横丁にも歴史ありですね!駄菓子屋さんなんかも、ちょっと入り込んだ場所にあるのが記憶と風情をそそります。「しもた屋」と言う言葉も郷愁が漂いますね。
堀田さんも、職業として映画の看板を描かれていた時期がありました。ハンフリー・ボガードとか・・・、盃横丁も魅力的な不思議な時間が流れているところですね。ルーツを教えていただき有難うございました。
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