当麻喜明

晴れたら空に骨まいて

2016年12月 1日 | 当麻喜明 | Comment0

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川内有緒著、ポプラ社の御本をご家族(第三章挿話)の方から頂きました。書名からはドキッと感じますが、数章読んでみたら遺された方の力強さや、死というのも「生」の変化の一つの姿なのだと感じました。

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ワタシカラノキョリのトップページが変わりました。
このご本の購入サイトをリンクさせたのです。


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11月最後の日、久しぶりに「まちぞう」に行きました。あれから
展示は2回換わり、その日シルバーショップが開かれていました。
私は毛糸のキャップや手袋を購入し、冬対策が出来ました!


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「まちぞう」の展示がきっかけで、今年は亡くなった友人と心の
再会が出来たり、身内の家の片付けがあったり、不思議な1年に
なりました。記憶に残る毎日でした。


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右側の堀田さんの絵は・・・


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いつもは我が家のこんな場所に架けられています。扉に合わせて
額は私の手作りです。


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絵に描かれた実蔵院はこんなところです。


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堀田さんではありませんが、別の友人の七回忌等があり、
お墓参りしました。小中同級生の二人です。


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このお墓の主は家族とハーレーを愛していました。きっと、今日は
風のロードを快走していて留守だったかも知れません。それとも
小さな三角のクロモンキノメイガになっていたかもしれません。
多分、前者でしょう。彼は強く、いつもニコニコしていました。


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「晴れたら空に骨まいて」は、はじめにを読んで目次を見て、
おわりにを読んでから「第三章 石畳の国の旅人」、そして
「第一章 地図のない世界旅行」を読み終えたところです。


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第三章は、堀田さんの娘さんが著者に語ったことが綴られた章に
なっています。私は「そうだったなあ・・・」とニヤニヤしたり
娘さんの心に残った部分は、初めて知ることになり新鮮でした。

その一つが「その朝」という曲です。死んだ母を乗せたくるまを
引く人に、静かに引いてくれという子供の願いが歌われた曲。
娘さんはこの曲をライブでクミコさんが聴かせてくれたそうです。
私は著者がしめされた「Will The Circle Be Unbroken」を頼りに
Youtubeを検索してみました。日本語や、ボブ・ディランのもの
様々聞くことが出来ました。

でも圧巻は「Will The Circle Be Unbroken 19 times」でした。
ボブ・ディランやサックスとおぼしき楽器のがいいなあ。

「晴れたら空に骨まいて」とはドキッとする書名の本ですね。
ふたつの章を読んでみて、遺され人にとって「輪は壊れない」
という共通の印象を持ちました。回生や輪廻といった。

物質は変化し姿を変えても、質量を失うことはありません。
私たちは多くの旅立つ人を見送ったかもしれませんが、失った
のではなく、死も現象で、みんなちょっと姿を変えただけかも
しれません。ほんの少しだけ。


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まちぞうで、冬の毛糸製品を仕入れた私は「所沢団子」を食べに
武蔵屋に行きました。私にとっての団子はここの味です。
堀田さんも私も大甘党です。醤油味の団子の後は、小豆の甘味も
いいですね。

堀田さんを思い出しながら「晴れたらお腹に甘味入れ」です。

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