町造(まちぞう)の展示は、日々更新されています。スタート間もなく見学された方は、この微妙な更新をお楽しみください。少し時間があったら、マンション下まで散歩をお勧めします。
Sony NEX-5N
大瀧さんが、堀田さんの家のリフォームのとき入手した
ノコギリ屋根の絵。これは前コラムで紹介しました。
これを大瀧さんも私も、もしかしたら堀田さんも「ノコギリ屋根の
工場」と思っていたのですが、町造の方から、織物工場で、その後
「マーケット」になった建物と教えていただきました。
現在どんな景色になったのかは、会場で確かめてみてください。
展示は11/8までです。
このコーナーの展示も更新されたのですが、気が付きましたか?
ヒントはトロッコ列車です。
店の間口の最大幅に決まりのあった、所沢商家のアイデア。
奥の蔵は60mも後ろの店もあったほどです。商品の補充や
蔵への納品に重宝した「トロッコ列車」。
そのレールと思われるものが、金山町や星の宮で開業していた
叔父と叔母の家から見つかったのです。この家にはたくさんの
茶箱もあったのですが、これは金山町のお茶屋さんが店じまい
のとき頂いたものでした。この錆びたレールも、どこかの廃線
のときの土産品と考えるより、お付き合いのあった商家から頂い
たものと想像できます。この展示、私が更新に協力しました。
先日、町造にお邪魔したとき、素敵な清楚な御婆さまに合いま
した。以前から聞いていた「柿ノ木ノ下」への道順を丁寧に
教えていただきました。
ここは、築80年の家を改装したギャラリーです。
当日は「おおたかの森トラスト」の展示が行われていました。
高層マンションの下の、昭和初期の民家を改装したギャラリー。
堀田さんも、この家の横から坂道を描いた作品を残しました。
私はお土産に、おおたかの森トラストが作った天日干ししいたけを
購入しました。
現在の子供たちの原風景は、新聞記事の下の定点写真になります。
この風景の何処かで遊び何処かでかくれんぼをして、おもちゃを
買います。私は町造の近くでローラースケートの音を聞きました。
日々更新中の「野老澤町造商店」と町の風景。居心地の良い場所を
見付けた私は、日々ここに通勤中です!
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